面白くない話

2020-11-08 12:32:24 | Weblog

少し世俗的、政治的、社会的なことを書きます。

「オマエがそんなこと書いても面白くもなんともねえんだよ」

と仰る方もきっと、いらっしゃると思うのだけれど、

そういう人は今回は読まないで、すっ飛ばしてください。

確かに、と言うか何というか、

目新しい視点、とか耳よりな新情報!とか、お役立ちの豆知識!とかは・・・・・はありませぬ

(あってたまるか)。

 

 

 

2020年11月、バイデン氏が勝利したアメリカ大統領選。

 

とろあえずは「良かった」のであろうと思うが、

確実にアメリカ人の有権者の半数は あのような・・・・・現大統領のような、白人至上主義者を支持しているのだ。

公然と差別的な発言をする人物を。

あれでいい、と本気で思ってる人がそんなにいるのだ。

そう思うと暗嘆たる気分になる。問題は続く。

 

ところで我が国のテレビ番組が今回のアメリカ大統領選挙の報道には熱心だったように思える。

違うのかな?ふだんは一切見ない(低俗でくだらないから)のだけれどさっき、5分ほど試しにテレビつけたら

あちこちのチャンネルでそんな番組をやってたから、

きっとそうだと思うのだけれども、

日本の選挙の時もさ、あれくらい熱心に報道したらいいんじゃない?

そういのって、「利権」が絡むから無理なのか?

それとも、日本の政治なんかどうせ「外圧」でしか動かない操り人形なんだから、

我々には選挙権ないけどアメリカ大統領選を追うほうが

日本の選挙の報道なんかよりずっとずっと我々の日常に関係してくるよ、なんて

自暴自棄的に、絶望的に思ってるのだろうか。さもありなん。

 

しかし本当に日本の政治の、貴重な公の論戦の場、・・・つまり「国会」ってここ何年も、

与党の「言い逃れ」とか「ごまかし」とか、「答弁拒否」とか、「朝ごはん論法」とか

「話のすり替え」とか「全く関係のない話を持ち出して質問に答えたようなふり」とか

そんなのばっかりで、

馬鹿みたいだからね。

それでいて、政府は各所に政治的圧力はかけている。

今回の学術会議の、首相による任命拒否の件もおそらくはそれの一環なので、

徹底的に究明しなければならない、のは当然。

「総合的に、俯瞰的に」などと繰り返す壊れたテープレコーダーを許してはいけない。

さて、ラジオで国会中継を聞いていていつも思うのだけれど、

国会における蓮舫議員の鋭さはほとんど芸術的ですらある。

やろうと思ってもあそこまでキツい言い方、出来るもんじゃないぜ。

きちんと論理的だし日本語も正確で聞いていて気持ちがいい。「イエスかノーかでお答えください」って追い詰めるところも爽快。

ぐずぐず、むにゃむにゃ・・・と逃げるオッサン達の見苦しいこと!

あのナイフのような鋭さ、キツさで、隠ぺい体質の政府を切り開いてほしい、と切に願う。

 

アメリカでは、敗退したトランプ氏は国外へ逃げるのかもしれない。いろいろな悪行で、起訴されちまうから。

日本でも、モリカケ問題や「桜を見る会」の問題を忘れてはいけない。

アベ氏は逃げ切るおつもりなのであろうが、そうはいかない。

 

それにしてもそれにしても、日本も、世界も、問題だらけだ。

コロナはしつこい粘着質の黒雲みたいに、ヘドロで出来たアメーバみたいに、

いつまでもいつまでも世界を覆いつくしたままだ。

 

トランプはそうえば「コロナはある時期が来れば嘘のように消える」って言ってたよな。

そうなればいいな、と思っていたのだがどうやら

それも・・・・・っていうか そうなる望みもトランプと一緒に消えたな。

我々は地味に、地味に、耐え忍んでいくしかないのかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・でもそれって、あとどれくらいの期間なんだろう?

どうなったら「終わり」が来るのだろう?

 

 

 

 

 

でも本当、こういう話って、

面白くもなんともないよね。

 

なら書くなよ、と言われるかもしれないけど、

ほんの0.001ミリくらいの「意義」はある、と思うのだ(少なっ!)。

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