しかし、あれですな。
今日の雨は、よう降りよりましたな。
私なんざ、あきれ返ってしもうて、文句言う気力も失のうておりました。
降るなら降りやがれってな具合で。
バイク乗りの端くれの端くれとしては、もう勘弁しとくんなはれ、といった感じ。
ざんざん、
びちゃびちゃ、
どんどこ、
ザーザー、
いくらオノマトペを駆使したところで雨の音は上手く表現できた試しは御座いません。
屋内で、音を聴いてるだけなら優雅で悪くもないんですがね、
その雨の中を二輪車で突っ走る、となるともう、お手上げです。
ただやっぱ、トラックに乗り換えるとトラックは大したもので、
雨などものともせず走りよります。
一滴も、雨粒など運転席に入り込んで来ないし、
でも「風情」ってもんがありゃしません。
バイクで風雨の中を走るのは、かの1960年代の名バンド, ドアーズが
「ライダー・オン・ザ・ストーム」という歌で歌いあげております。
「嵐の中のバイク乗り」ですね、和訳すると。
嵐の中をバイクで走る。
もうこれがね、傍から見ると馬鹿みたいなのでしょうがライダー本人は
マゾ的に楽しい、ので困ったものでござんす。
バイクは本当に、楽しい存在でありまする。
タイヤがパンクして押して動かしてる時でも、
ガス欠で止まってしまった時でも、
灼熱の太陽の下でも、
真冬の寒風の中でも、
どんな時でも「マゾ的に」楽しいので御座います。
いや、勘違いして欲しくはないのだけれども、
アタシ自身は「マゾ」では御座らん。
本当に。
・・・違うからね。
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