今は今しかない(11月3日は難波メレでライヴ)。

2019-10-31 21:29:02 | Weblog

ランブルフィッシュが再結成した夢を見た。

その夢の中ではもちろん、ヴォーカルの佐治朝吉がちゃんと生きていて、

薄灰色の髪の毛を肩くらいまで伸ばした姿で、がりがりに痩せていて、

目は据わっていた、いつものごとく。

ライヴ直前の楽屋で、セットリストには知らない曲名もある。

僕は やる曲のキーがわからなくて

もうひとりのギターの庄司に聞いてみたら、俺も知らんよ、と言う。

ひぃ・・・・どうすんねん。

でも考えてみたら浅川マキとのセッションも、

キーさえ決めずに演ったのだ、我々ランブルフィッシュは。

何とかなるか・・・・・と佐治を見たら

ニヤッと笑って「それでええねん」と言った。

いい夢だった。

しかしライヴ前の楽屋で、やる曲のキーがわからないなんて、

普通なら絶対悪夢なんだがな。

悪夢にならないところが我々の

能天気さゆえん、というか、出たとこ勝負体質、というか、

とことん呑気・・・・というか。


さてさて夢から醒めて、こちらの現実世界では僕は

今の仲間達とROCA’66というバンドをやっていて、

今夜はハロウインで、しあさって11月3日は難波MELEでライヴなのだった。

こちらの現実と、あちらの現実と、どちらが本当の現実なのか、僕にはわからない。

でもいいのだ、どちらも素敵だから。

仲間がいてくれる、というのは本当に幸せだし、心強い。

心強ければ心が折れることもない。ちょっと「曲がる」くらいのことがあってもね。

仲間達よ、この現実を夢のような幸福感とノイズで満たしてしまおうではないか、

それに必要なのは魔法だ。

音楽はまるで錬金術のように、その組み合わせによって、

現実を融解させてしまうほどのチカラを持つ。

今の我々には、そういうことが出来てしまうハズ・・・・だ。

今は今しかない。

我々が一緒にいられる時間なんてアッと言う間に過ぎ去ってしまう。

過去は記憶でしかないし、

未来は幻想でしかない。

「今」の、ほんの少しの一瞬を、

我々と共に過ごそうではないか。

今日で2019年の10月は終わっちまう。

そして明日からは2019年の11月が始まる。



3日は、難波メレで会おう。
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