我々は大冒険をしてきたような気になっていたのだけれど、
冷静に考えたらそれほどのことではなかった・・・のかも知れない。
誰だってそうだ、と言えなくもないけれど。
とは言え
現実はいつも「小説より奇」なもので、
そういう意味で言えばフィクショナルな、「アタマで考えただけの物事」
なんてね、
薄っぺらく思えて当然では、ある。
いつもいつも、何が起こっても不思議ではない、
っていう態度を、崩さずに生きてさえいれば
不可思議な事や、
仰天する出来事にいつだって、
出会える。
「どうせ」とかね、
「しょせん」とか、
「たかが」
なんていう台詞を口から出した瞬間に、
「魔法」や「奇蹟」は、その発言者から逃げて行ってしまうものなのだ。
僕はいつもそう思ってる。
舐めてかかるとスッ転ばされるし、
無理だ・・と思ったらとっかかりを掴むことさえ出来ない。
「有り得ないこと」が「有り得た瞬間」のような、
美しい「奇蹟」を。
僕がどんな時も願ってやまないのは、そのことだけだ。
そう思い続けてたらいつか、そうならないとも限らない。
思い続けたまま、朽ち果てる・・・なんてのも
悪くは、ない。
どうかな。
とにかく・・・・・
いろんなことが、うまくいきますように!