そしてまた、一日が始まる。
何だか・・障害物競走のような一日、
やることなすことに邪魔が入る。
あっちでは責任逃れ、そっちでは責任転嫁。
まるで我々は
ろくでもない世界の上をベルトコンベアーで運ばれていくのだ。
もちろん うんざりするけど、
深く考えてはいけない。
この街は狂ってるし、
もっと言えばこの世界全体もマトモではないから。
そんな風に思いながら生きていくのもけっこう疲れるけど
最低なのは、自己憐憫に陥る事なのだ。
そのことだけは、肝に命じておく。
俺を疲れさせ、磨耗させ、疲弊させる世界。
でもそれは表面だけのことで、
その裏・・ていうかずっと奥には、
そうじゃない、根源的な「何か」がある。
ほんの時たま、そういうものの一端に触れられそうになる時がある。
口では上手く説明できない、
原初の記憶、失われた真実。
この世界の奥底に流れる、地下水のような、
通奏低音のような、何か「大事なこと」。
俺はそういうものの存在を信じてるし、
そういうもののために生きたい。
そう思いながら今日も
クレイジーな世界に身を投じるのです。
それにしても、
「現実」って疲れるよね。