回想

2007-10-04 11:55:19 | Weblog
昨日のロックライダー、来てくれた人どうもありがとう。

こんなときだからこそ、という感じやったよね。


木曜日だから、今日でちょうど一週間。

早いなあ。

少しずつ、佐治とのいろんなことを思い出している。


ヒマな方はお付き合いください。



初めて出会ったころの佐治は、

リーゼントに長ラン。古典的なタイプの不良スタイルだった。


佐治17歳の誕生日を覚えている。


高校卒業の時にはどうしても数学の単位がとれなくて

追試、追試、追試、で三回目のテストでは

問題がついに算数になった(笑)。

その三回目まで受けなければいけなかったのは

全校で4人くらい。その4人の中に佐治と俺がいた。


19歳の時二人で合宿免許で長野の山奥、清里に行った。

実際それはそれだけでたいした経験だったのだけれど(面白すぎで。)

重要なのはバンドに人生をかけよう、と決心したのは

このときだった、ということだ。

真っ暗な草原が目に浮かぶよ、覚えてる?


その後戻ってから大阪で一人暮らしを始めた。

佐治も同時期に大阪に出てきて、

偶然か必然か、俺達がそれぞれ借りた部屋は、

歩いて15分しか離れていない場所だった。

お互いまだ大阪には他に友達もいなかったから

しょっちゅう行き来していた。

あの時期が懐かしいなー、

何てことなかったけど、ヒマで、平和で、すべてが新鮮で。



でも訪れてしまう、

岩佐の突然の死。


岩佐の家に佐治と一緒に行ったのを覚えている。

クルマでは伸びきったヘロヘロの、クラッシュのテープを

大音量で流していた。

それはどうしようもなく残酷な現実そのものだった。

全てが恐ろしく歪んでいた。



本当にひどい精神状態だったけどその頃に

ファンダンゴと出会ったんだよな。


それは今から考えてもやっぱり

ひとつの「救い」だったと思う。

そのことで、驚くほどたくさんの愛に触れることになったんだから。



書いてたらきりがなくなってしまうけど、

ほんっーーーーーーーとうに!


いろいろあったよな。


何かやっぱり実感湧かんわ。

「おお、実はな・・・全部嘘やってん」っていう電話くれ。



コメント
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