スゥィート・ソウルの日々

2007-10-12 03:12:33 | Weblog


君のソウルに火がついて、

始まりはいつも夜だった。



神聖なる真夜中、

確かなことなど何もない世界で、

単純に僕は好きだったんだ、


確固たる


君が。




僕にとっての音楽は、

「楽しむ」ものというよりは

「しがみつくもの」だった。


君がどう思っていたのかはわからない。



それでもいつしか僕達は、

風に運ばれて知らない浜に打ち上げられた。




まるで白骨のような月


まるで葬送のような沈黙


まるで年月のような空白




僕はまだここにいて、

追憶の中で生きている。



「若さ」という無意味な刃も

とうの昔に失くしてしまった。



でも運命というレコード盤はまだ廻り続けている。



そいつがかつて奏でたものは


・・・・・ソウル、


君の


スゥィート・ソウルだったんだ。






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