まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第20回中国観音霊場めぐり~結願に向けてあえて出かけます

2021年06月03日 | 中国観音霊場

話は先月、5月28日、全国10の都道府県に出されている緊急事態宣言の延長が発表された。当初5月31日までのところ、直近で追加された沖縄県の期間に合わせる形で6月20日までとされた。まあ、「どうせ延長だろう」という声も多かったと思う。

延長して6月20日までというのは東京五輪を無理やり開催させるためのものだし、ここまで来れば「緊急」でも何でもない。医療機関が大変というのもわかるし、気の毒だから飲食店を応援しなければということはないが、密にならず感染対策ができていれば、個人レベルでの県をまたいだ外出を自粛するというのはもういいのではないか。もう前倒しで、5月29日~30日には出かけることにする。

さかのぼって5月22日~23日、この日は第2回の九州西国霊場めぐりを予定していたが、6月中旬に延期した(代わりにJRでの広島県一周、広島新四国八十八ヶ所めぐりということで「県内」で過ごした)。当初は前倒しで九州に行こうかとも考えたが、さすがにそれはそのままにした。

代わりに、同じ中国地方である中国観音霊場めぐりの最終・鳥取シリーズを前倒しで行うことにした。関西、中国、広島、九州と、札所めぐりが多重になっているので、どれかを勧めることにする。もう、宣言期間中でもそうでなくとも、どちらでもいいでしょう・・。

目的地は鳥取。前回5月の大型連休の時に鳥取までコマは進めており、残すのは鳥取市街地に近い第32番の観音院、そして第33番の大雲院だけである。つまり今回で無事「結願」となる。第1番の岡山・西大寺を訪ねてから2年近く、ここで結んでおくのもいいだろう。

鳥取までどうやって行くか。これまでの札所めぐりで山陰線、そして因美線でも訪ねていることもあるし、一応接触機会を減らす意味で、広島からクルマで向かうことにした。この先、コロナとかは関係なくクルマにして正解だったと振り返る場面が出るのだが、それはまたいずれ・・・。

そのコースにしても、往路は有料の高速道路には乗らず、なるべく地道を伝っていくことにする。道中の景色もいろいろ見たい。「なるべく」と書いたのは、中国山地、山陰には無料の高速道路(自動車専用道)もあるので、場合によってはそうした道も利用することがあるからだ。

前夜に地図を見て、まずは国道183号線&国道54号線で県北の三次、庄原を抜け、そのまま鳥取県に入ることにした。鉄道では芸備線~伯備線~山陰線を斜めに結ぶ形だ。そして鳥取県では大山、日本海の景色も見つつ、夕方に鳥取に入ることを目指す。29日の夜は鳥取に宿泊して、翌30日に2ヶ所を回り結願。復路は国道53号線で津山まで出て、そのまま中国自動車道で広島に戻ることにする。ちょっとした東中国循環である。

そのつもりで、29日の朝6時半に自宅を出発。まずは広島の市街地を抜けて三次を目指す・・・。

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