まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

メーデー参加、5月攻勢はどうなるか

2012年05月01日 | まち歩き

オリックス・バルディリスが2試合連続のサヨナラ本塁打。「打線組み替えが功を奏してますね」という見方もできるのだが、やはり先制-中押し-ダメ押しという得点ができることに越したことはないだろう。こういう勝ちを拾うことが勢いにつながればいいのだが・・・・。相変わらず厳しい戦力ではあるが、5月攻勢、得意の交流戦も始まることもあり、何とか乗っていってほしいものである。

さてそんな5月であるが、5月の1日はメーデーということで、大阪城公園にて行われた大阪地方メーデーに参加してきた。メーデーに出るのは何年ぶりだろうかというところであるが。

2012050110540000職場の協議会の仲間たちと合流し、大阪城公園の広場へ。主催者発表では7万人の動員があったというが、その中にいる限りで「そこまでいたかなあ」という感じである。周りを見渡すと、この日を自分たちの主義主張の格好のアピールの場にしよう!とアジったりビラを撒いたりする人たちもいる一方で、「連休の最中やのにねえ」という感じで仕方なく来ている人もいて、広場の中もなかなか混沌としたものであった。

連合の幹部による演説、そして来賓の国会議員たちの紹介がある中、今年は福島県からも連合役員が招かれており、東日本大震災への復興支援のお礼と、今後とも継続して支え合っていこうというお願いのあいさつが行われていた。

震災復興、原発問題、税と社会保障の一体化・・・この国を取り巻く状況を何とか打破しようという演説が繰り返される中、目立ったのが、橋下市長や大阪維新の会に対する批判。

2012050109460000現在、連合をはじめとした組合の皆さんにとっては現在の政治状況に対してもどかしさ、頭の痛さというものを感じているところだろう。自分たちが支持、支援してきたはずの民主党政権も現在のマニフェスト違反や政策の迷走に頭を悩ませるところだろうし、「組合つぶし」を掲げる橋下市長となるとまさに目下の敵。一応、府、大阪市からも来賓は来ていたが、それぞれ副知事と副市長が形だけのあいさつ文を読み上げていた程度だし。また、無党派層や若年層の組合離れ、無関心というのも(そういう層が維新の会あたりに流れるのだろうが)、今後を考えた時にどうだろうか。

別に私は組合の役員でもないし、このブログでは支持政党その他は書かないことにしているが、一労働者として、企業の中でこれまで組合が調整弁やブレーキ弁として果たしていた役割が薄れてしまうのは懸念される。企業の暴走を食い止めるためにもその活動というものに期待していきたいところである。

そんなメーデーも、このところ、中央では「5月1日だと、連休を楽しむ人がなかなか集まりにくいから」ということで、4月28日に行っているという。大阪はまだ「メーデー」という言葉の意味と、「普通の休日の他に、メーデーがある意味『会社休日』となることが労働者にプラスになるのでは」ということで、当面は5月1日開催を継続するようだが、これもそのうちどうなるだろうか。

あまり「記念日」は動かさないほうがいいと思うのだけど・・・・。

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