まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第43番「照明寺」~広島新四国八十八ヶ所めぐり(巡拝は呉へ)

2022年07月26日 | 広島新四国八十八ヶ所

広島新四国八十八ヶ所めぐりは、東広島から自動車専用道の東広島呉道路を通り、呉の市街地に入る。まず目指すのは第43番の照明寺だが、地図では国道185号線沿いにあり、カーナビにも出てきたが周辺で案内が終了してしまう。

しばらく回るうち、国道沿いに照明寺の駐車場の看板があった。とりあえず、こちらにクルマを停める。その崖の上に墓地があり、そちらに抜ける道もあるようだ。

そしてやって来たのが照明寺。今回ここまで回った東広島の3ヶ所はゆったりした境内だったが、呉の町中の寺院ということで対照的だ。

照明寺は山号が呉高野山とある。明治の中頃、観重阿闍梨が高野山の塔頭寺院だった照明院をこの地に移して開いたが、その後、太平洋戦争の空襲で焼失してしまった。戦後となり、高野山開創1150年の記念事業として再興された。

残念ながら扉は閉まっていて、外からのお勤めである。それはいいが、朱印はどうなるのか。

建物をよく見ると坂の奥に続いており、檀信徒会館とある。こちらのインターフォンを鳴らすと寺の方が出てきて、書置きの用紙をいただく。

あっけなく参詣を終えた形だが、今回はまず呉までコマが進んだことでよしとして、今回はこれで終わりとする。呉市街、あるいは少し離れたところにいくつか札所があり、しばらくは呉シリーズとなるのだが、呉といえば周りを山に囲まれ、坂に沿ってびっしりと建物が並ぶイメージがある。クルマで行ければいいが駐車場がない寺もあるようで、ならばバスで近くまで行って坂道を上り下りすることになるのかな・・・。

雨の心配もあったのでこの日(7月18日)は早々に帰宅することに。昼食も帰宅してからでいいだろう。国道31号線~2号線と通って帰る。呉から広島こそ以前から開通している広島呉道路(クレアライン)があるが、依然として通行料金が徴取されている。その先の広島高速とつながっていることもあるのだろうが・・。仕事で広島から呉に行くこともあり、その時は必要経費として往復利用するが、プライベート、特に急がないので下道を通るか・・・。

結局この日は夕方まで雨はなかったものの、その後は広島も結構な雨となった。並行して通った呉線も雨による倒木の影響で運休。そしてその影響は翌19日に広がり、山陽線や芸備線などの山陽地区に遅れや運休が出て、さらに山口県は山陽・山陰含めて県内全線が運休ということになった。大きな災害にはならなかったが、鉄道(特にローカル線)にとっては厳しいことに・・・。

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