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おかしくないか?

2008年01月16日 10時03分51秒 | 国を憂う
朝ストーブの前で食後のコーヒーを飲みながら、今のめり込んでる本の続きを読んでた。
聞くとはなしに聞こえるラジオが以下のようなニュースを伝えてた。

国は税収の減少に困窮している地方自治体に「地方債」の発行を許可する方針らしい。地方債はインフラ整備を目的としてその発行が認められるものなんだそうですが、今回はその使用目的を特に限定せずに認めるんだそうです。

何かおかしくないですか?
収入が減ったから借金しよう こういう論理ですよね。我々の生活感と逆だと思うんです。我々は支出をいかに減らすか考えるんじゃないだろうか。
今国は700兆円の借金をしてるようですが、財政に対するこの論理が長年の間に積み上げてきた結果ではないだろうか。「生活者の目線で」を標語に所信表明されるようですが、ズレを感じるのは僕だけでしょうか。
「身の丈にあった○○」であるべきで、「背伸び」は続かないよ。

それともうひとつ 地方債の発行は国の許可がいるということ。
こんな決まりがあるなんて知らなかった。地方の活性化とよく聞くけど、債権の発行すら自発的に出来ない状況じゃ地方の自治力なんて生まれてこないんじゃないだろうか。
地方を自己の管理下に置いておきたいとする国の意図があるとしか思えない。

今はまってる小説が「知らぬ間に管理されてる社会」「管理社会の罪悪」を書いたものなんです。「そうだ。そうだ。」と得心しながらはまってる時にこんなニュースを聞いたもんだから燃えちゃいました。
コメント (2)
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