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2週間ぶりの第九

2013年09月22日 10時43分38秒 | 第九に挑戦
20日の金曜日2週間ぶりの第九練習でした。僕個人はカラオケでの通し練習を毎日最低1回をノルマにしてるから練習そのものに「ひさしぶり感」はないけど、大勢でのまさに合唱練習は全く違う雰囲気で、「こうでなくちゃ」と刺激を受ける練習になる。
だいぶ細かい注意がとぶようになった。
まず、練習もあと10回、半分はマエストロ(指揮者宮本さん)練習だから実力アップはもう5回しかないよ。
次に、本番は楽譜持ち込みOKだけど、指揮者を見て歌わないといけない。だから楽譜見て歌おうなんて甘いよ。出だしのタイミングを計る程度の楽譜です。暗譜するように。まちがってもいいからもう楽譜見ないで歌おう。
さらに、細部ではマエストロがどう歌わせたいかがあるからそれに対応できるゆとりをもってないと。指揮棒の振り方もマエストロの特徴があるのでそれへの対応もあるよ。
それと、合唱は通して歌うのは体力がいる。みんなで作る気持ちにならないとだめ。しっかり歌うところ、手を抜くところ、それぞれが自分のペースを作ること。手をぬいてもいいが、中途半端な抜きはかえって歌を汚くするからメリハリを意識すること。

だんだん要求が高度になってきたようです。マエストロが来たら最高品質を求めてくるのは当然だから、ここ数回の練習が大事だと言ってるわけですよ。
僕個人は進んでますよ。95%は暗譜で歌ってますが、出だしが2拍早くなったところが1か所(但し2度同じ間違い)、メロディー不明になったところが2か所、特に1か所はちょっとストイックになるほどできない。普通の高さ(バスの音域では出しづらい)のファーミーミーレと一つのフレーズを歌い終ったあと、オクターブ低いファに落として次の語彙を歌うところ。この下のファがスパッとその高さで出てきません。この高さがとれないと、ここからしばらくのメロディーが行きどこ不明になります。
今こう解説してて解決方法に近いものを感じました。最初のファに意識を強く持ったまま流し、そのファから1オクターブ低いファを出そうとすれば行けるかも。
合唱の中にはこの1オクターブの変化がたくさんあって、僕の音感の中にその幅がだいぶ定着してきてるようなんです。ほんとにいいかも。

2時間半の練習、大声を出すのはいい発散になります。後半なんかは声まで良くなってくるのがわかります。
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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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さ、大役(?)果たしたから、ゆっくり読もう(笑) (hiromi)
2018-06-22 18:15:47
ちょっと話がズレるかもしれませんが、…。声を出す練習と言うのは、体の内臓系を鍛えてますよね!段々声が出るようになってきて、嬉しいのと同時に、内側から体も鍛えられ心身共に健康になっている気がします。
歌い込んで、手応えを感じられるのは楽しいですね~!
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ありがとうございました。 ()
2018-06-22 19:32:46
hiromiさん ヒロも熱い感謝を書いてたね。まっほんとに暑い人。ここでちょっと紹介しておきます。たぶん知らないんだと思うから。ヒロは3年前になるかな、脳梗塞を患い、今はソリストとして歌うことをあきらめてます。右半身に麻痺も残ってます。そこで今回初演出となったんです。僕のオペラ経歴を読んでいくといつかでてきますが、「ラ・ボエーム」の舞台で一緒が最後です。いい声だったのに。
イタリアに半年ほどリハビリに行って、イタリア人に励まされて、明るくなれて、新しい世界の追及に向かいだした所です。 驚いたでしょう。 まだ40歳前のはずです。 だから今特に熱いんですよ。 
さて、第九、発声の効果ですね。 僕は今まで「腹筋が鍛えられる」は思ってました。そうか、その内側の内臓も鍛えられてるかもなと気づきました。そうかも「しれない。歌歌うと腹減るのを感じます。体にいいのは違いないですね。
いい声出すためにスポセンに通って、腹筋を鍛えてもいますよ。
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人並み外れたパワーと情熱のワケ、舞台裏を知って納得! (hiromi)
2018-06-23 22:45:28
人はみんな、それぞれに100%を持って生まれて来るんだと思っています。平凡な人は、それなりに幸せな100%。強いマイナスの要素(病気や困難)がある人は、それを乗り越えているから輝いて見える!それでもプラスマイナス合わせると、トントンで100%。辛さを乗り越えるから、他の人より輝くし、内容の濃い充実した人生を歩めるんだろうな…と思います。(一見幸せそうに見える人でも、必ず何かしらを背負って生きているのだと私は思っています。)
お話伺って、あの人並み外れた熱さが納得できました。益々、応援しています。
かしこ
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+、-でトントン ()
2018-06-23 23:17:54
hiromiさん だから凄いんですよ。だからあの明るさだし、力だし、前向きさだし、隠さないし なんだろうと思います。歌ってたころより明るくなったもの。
そして「+、-でトントン」は僕の信条でもあります。常にそう考えてることがこの今必要な人生の捉え方じゃないですかね。「-」だから「+」が来るんじゃなく、「+」になる努力をしなさい、やれば必ず「+」になるよ だと思って生きてます。
ところが、僕の今あまりに「+」側が多いように思うので先が怖いのです。いつかこの「+」を「0」にする「-」が訪れるんじゃないかとね。ただね、来ると思ってる、心の準備できてるっていうのかな、だからそんなに暗くなるとは思わないのが救い。
今日も練習頑張ってきたよ。面白いぞ。練習風景の写真も撮った。ヒロの了解をもらってアップ予定です。
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いやぁ、-の事も+にとれるようになってきたと言うことじゃないですか? (hiromi)
2018-06-24 21:44:50
ヒロさん(私には、呼び捨ては無理ですね~(苦笑)。オペラ・ノヴェッラに所属して舞台稽古でもしない限りちょっと難しい。)の様に、-も+に受け取れるようになってきたと言うことでは?人生における貴重な+期間ですから、大切に(笑)。
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「あの時が」 になるんだろうな ()
2018-06-25 09:03:23
hiromiさん 事故があってからの1年はほんとにこっちがどう付き合っていいのかこまったよね。うちの近くの病院でリハビリしてたので良く会いに行ってました。励ますだけだったな。
それが4か月イタリアにリハビリに行くと言って、いなくなり、戻ってきたら別人でした。ヒロにはイタリアがあってるんだね。今「イタリアのかぶれろ」というのはそういう伏線があるんでしょう。
最近の彼を見てると、将来あの時歌い手から演出家にかわれたのが幸運だったという日がきそうな感じがしてます。
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