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岸田さんの財政感覚は?

2023年10月12日 11時45分35秒 | 国を憂う
数日前 今の行政(岸田さん)には国の予算管理を正しくやろうとする気持ちがない と書いた。その事例として「コロナ以降、基金として設定した予算の内 16兆円が保留金となって行政に残ってる」ことを書いた。
臨時国会を開き、補正予算を組むとなって、また俄に「○○基金」という話が出始めてる。
今朝の新聞では世界に負けない半導体技術を開発し、産業化しようとする半導体支援に3.4兆円の要求が上がってるとか。この事業への昨年の基金積立は補正予算で1.3兆円だったようで(0.5兆円ほどが支出されたらしい)、2.6倍の額をこれから予算化しようとしてるらしいのです。詳細は解らないのだが、支援される企業側の負担は微々たるもので、国からの支援がやたら多いようなのです。不透明感を感じます。
専門家も基金での予算設定はこういう不透明感がつきまとい、極力慎むべきと指摘してます。
まず、基金という複数年度にまたがる予算の作り方は例外的であるべきです。
次に、基金を設定するなら「当初予算」で作り込むべきでしょう。国の基本的事業のはずだから、補正で作り込むなんて邪道も邪道、禁手です。

決算チェックにかかりにくい形、自由度のある予算、それと当初予算額を低めに抑えて見せたいという「騙し」のテクニックを使ってるということじゃないですか。
これを許してるうちは「財政健全化」なんてお題目でしかないのでしょう。
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