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子育て(2)

2005年07月21日 09時12分55秒 | 国を憂う
子供の育て方(2)          2005.01.26

 (1)で子育てで大事な時期とその時の親の考え方を書いた。その後はどうすればいいかを書かないと子育てが完結しない。

 私は「小学校以降はなにもしないこと」が子育ての基本だと考えてます。しいて言えば「社会でいろいろ経験し、考え、学んで行くことを応援してやること」と「非社会的行いについてはキチンと注意すること」 この2つでしょう。
 子供は育つ力をもってることを信じてやりましょう。非社会的な人間に成ろうなんて考える子は絶対にいないはずです。非社会的行いについてもその子が考えている時に「それはだめ」と怒ってはいけないのです。そっちの方にちょっと踏み出しても、ギリギリのところまで親は我慢すべきです。経験してやっとわかるという子もいるのですよ。そして注意をすると決めたら話し合いをすることです。怒鳴ったり、暴力はだめです。「僕はこう考えるけど、君はどう思う」と話しかけるのです。
怒らずに、我慢することが親の仕事です。
さて問題は既に非社会的領域にはいってしまった子供に対してですが、その場合は社会的更正機関にお願いするしかないでしょう。それにしても親の考え方を1度でいいからきちんと話してやりましょう。後は「早く直して、帰ってこい」と激励するのです。ここでも親は我慢です。親がこういう姿勢をとり続けていれば、子供はいつかわかります。その時を待てばいいのです。
(高齢になってからかもしれないし、親が死んだ時かもしれないが)

親が持ってる「良し悪し」の判断基準はその人の経験から作られています。個人的なものだし、その時代にあったものでしかないのです。20年後にはそんなもの通用しません。そんな価値観を振り回しても反発されることはあっても納得するはずがありません。
私も我慢できず、思わず手を出したことがあります。ふり返ってみて、そのことがいい結果にはならなかったし、自分の中に「オレは未熟だ」の後悔が常に残ったのを思いだします。  
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