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難波田龍起・史男という絵描きを知る

2015年09月23日 10時26分29秒 | 絵画鑑賞
なんばた たつおき・ふみお という親子の作家さんを知って興味を持った。

オペラシティーに行ったついでに同じビル内のギャラリーを覗いてみた。「収蔵品展」として「水につながる」という展覧会をやってた。水彩での現代美術を50作品程見せてくれた。

       

面白かった。僕は最初墨やって、次に水彩に行って、今油で描いてる。水彩では出ない「力」みたいなのを油に期待してるから。それなりに出せるのは解ってきたけど、今度は「柔らかさ」みたいなのを油では難しいなと思ってる。いやいやそれは技術ですよ は解ってる。もっともっとやってから言うべきことだろう。「やりきった」とか「飽きた」とかのレベルじゃない。でも今回の作品群を見せていただいて、あらたに水彩の可能性みたいなのに気づいた。やってみたくなった。ドボドボに水を含ませた絵筆を画用紙、和紙の上に走らせる。にじむ。そこに面白い色、形ができる。この「にじむ」が油にはないわけで、ここを積極的に使う うんおもしろそう。

 NETで見つけた作品
   難波田龍起   難波田史男

   抽象美術は 人間の空想力や 想像力を取り戻すものである。
   そして、目に見える現実のみに執着する人間の心を
   もっと広い世界 目に見えない世界へ解放するのである。
                              ―難波田龍起―

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色即是空、空即是色 (sky)
2015-09-23 14:33:52
の世界かしら。画家を志して、中学校では、毎日放課後、ヴィーナスやダビデの石膏デッサン、高校で油絵の道具買わされた時はうれしかった。父親が、絵では食えないよと反対され、写真にしたが、200ミリ望遠は細腕には重かった。自分が電気工事屋のくせに、HAMのテストにも反対。それ以外は気が合った。本題にもどります。父はお寺巡りが大好き。ご朱印帳を持たされてお供の私も影響を受けて、仏教に興味を持つと現代美術に繋がることも感じていました。ああ、これより、昨夜の分、コメントしなくては。
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いろいろ遍路して今 ()
2015-09-23 15:34:26
skyさん いずこも同じ、遍路があって、変遷があって。そしてどういうわけか今こうしているのですね。
今僕が使ってる油の道具はまさにあの高校入学の時買わされたケースとパレットです。さすがにそれ以外は違いますが。高校時代真面目に絵を書いた記憶なし。「おれには絵の才能はないのだ」と決めてた。「じゃ何かあったの?」には答えなし。
そして今こうして生きてるのです。
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にじみの絵 (sky)
2015-09-23 18:25:18
すてきですね。洋服の柄にしたいです。ところで、道具を大切にしてますね。何十年前か忘れましたが、野外でキャンバスを立てての使用には、無理が」あるので、弟にあげたのですが、二十何年か前に他界(すぐに年が出てこない)に伴い戻ってきました。旅先のスケッチに手軽なもので、今、あの手の簡単で、軽い仕様のものは、画材屋さんにないですもの。私は、校庭のヒマラヤスギをよくかきました。しかし、おもしろいですね。あのころは、岳さんの存在すら知りませんでした。男性に興味なかったですから。OPAのご縁、不思議です。
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絵、OPA、縁 ()
2015-09-24 09:50:55
skyさん おはよう。 こんな絵好きですか? 具象系よりこんな抽象系が好きなタイプじゃないかと想像。
高校で油を持って遊び、それ以来たまに観ることがあっても、自ら描こうなんて考えたこともなく今まで。だから倉庫奥に高校時代の道具が残ってて今活躍ということです。
このBLOGにも何か所か登場しますが、白州でとある作家さんと親しくなり、飲んで絵の話、お互いの今までを話していくうちに、彼が考える絵(=現代美術)の世界が面白くなり、「写真のように移すだけが絵じゃない」と解った時、「自分にも何かあるんじゃないか」とまねごとを始めたのです。
何事もそうですが、「・・・でなければならない」と考えると腰が上がらない。「なんでもありじゃん。人に迷惑かけることじゃなし」と思えれば怖い物なしです。
絵もOPAもそう。縁です。貴方と話ができるようになったのもそう。高校時代なんて何か固定観念で捉えてた気がする。そんなのとっぱらえた今だからきさくにやれるんだと思います。
この秋 市の展覧会に出展する応募もしました。怖い物無しを実践してます。
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是非、拝見したいですね。 (sky)
2015-09-24 13:11:51
それとなく、一人静かに拝見したいです。その時は、ご連絡ください。楽しみです。
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興味旺盛ですね ()
2015-09-24 15:53:51
skyさん なんでも興味もつのはいいことだとは思いますが、「僕の絵」なんてその中にいれても得はないものと思いますが。
どんなものを描いてる、描いてきたかをこっそりお見せします。おもしろい「印象話し」でもあれば聞かせてください。所詮初心者、まだまだ謙虚にひとの話を聞く体勢ではいますから。
このコメントを読んでますね。左側に「ブックマーク」という蘭があって、そこに「個展」というのがあります。ここをクリックしてください。「マイ ギャラリー」です。
出展するのは最初の中央にある「36億光年」と題した作品です。
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無題の方が好きですね、 (sky)
2015-09-24 17:35:44
損得でものを観る人間ではありません。拝見しましたありがとう。以外に(失礼)美しい色をだすんですね。2枚とも洋服にしたい色です。何号ですか。絵の下に号数ははいりますか。本物を少し離れて観たが方が色が混ざってよいかと。この段階では、私は無題の方がやさしいし好きですね。センターは強いインパクトありまして、あるモチーフをかんじます。見る人のコンディションにもよりますが、今は無題に癒し系を感じますね。題名の由来も興味ありますが。
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早速ありがとう ()
2015-09-24 19:01:26
skyさん 早速みていただき、かつコメントありがとう。
大きさの概念がなくて正しいか疑問ですが、センターのやつのカンバスには「F15」とあるので15号? 65×50cm位。右のは「F8」とあるので8号ですかね。
そうですか小さい方の色がすきですか?なるほど。
今こうしてパソコンに向かってますが、目の前の壁に両方が掛けてあります。みながらコメント書いてます。
やはり大きい方に迫力ありますね。名前は完成して眺めてたら宇宙を想ったわけ。とてつもなく遠い場所、無限の広がりを連想したくて付けた名前です。
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大小の違いは感じません (sky)
2015-09-24 22:51:25
大きさを教えていただきありがとう。写真で見ると皆同じ大きさなので、観る条件は同じです。確かに展覧会に出すのならF15の方が、目を引きますね。私はF10で漫画みたいな風景画を描いていましたので、F8のサイズはわかりますが、写真では小ささを感じません。F15の方はおっやるとおりの遠近感を感じますが、強さが怖いかな。こうなると、構図と色遣いの好みの差ですね。ああ、怖さを感じたのは黒色の点描のせいかもしれません。F8をF15で描いていたらどうなったでしょうね。構図が平凡だという人もいるでしょうが、観る人それぞれの自由な発想ができて、それもおもしろいと思います。あと、F15を描ける人はF20も描けるそうです。おきばりやっしゃ。京都弁が出てくる理由はいずれ
どこかに書きますね。では、また。
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カンバスは残り物 ()
2015-09-25 12:35:41
skyさん このF15が今までに描いた最大かな。自分ではカンバスを買ってません。かみさんのお古をもらってます。彼女まだ30前に趣味にしてたようで、結婚したときたくさんもってきたのです。ただただ40年家のどこかに寝てたもの。「オレ描いてみるからいらないのくれ」と言ったら20枚ほどくれました。まだ手つけてないのが数枚あるからF15以上の大きさは当分先です。
このF15を描いてから大きいのはそれなりに力感でるのが解ったのでもうちょっと描きたいものが固まってきて、技術にも自信がついたら大きいのを描いてみたい夢はありますよ。
F8のイメージをF15で描いたら とおっしゃいますが、やってみないとどんなものになるか解らんものですからね。そこが面白いとも理解してるんです。
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