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MET「マノン・レスコー」を見る

2016年04月03日 18時57分41秒 | 映画・演劇鑑賞
METで5作目になる「マノン・レスコー」を見てきた。いつの間にか5つも見てきたんだ。
「マノン・レスコー」については全く知識を持ってない僕でしたが、前回「トゥーランドット」を見た時に「次回はマノン」のアナウンスがあり、主役のソプラノは「オポライス」ということもあって、見ようと決めてた。
見るからには予習も必要でいろいろ調べた。あのプッチーニの出世作だったらしい。「そうなんだ」。さらに今の僕には「オペラの先生」がいて、いろいろ情報をくれる。しっかり勉強して今日の観賞に臨んだ。
まず驚いたのはオポライスじゃなく、相手役のテノール、「ロベルト・アラーニャ」。この人僕が道化師を勉強した時の教材にした公演の主役カニオをやってた人だ。「こんな凄い人だったんだ」。だからオポライスも聞きたいけど、アラーニャもグッと聞きたくなった。
予習が効いてるからストーリーは解ってる。だからじっくり聴ける。よかったね。2人とも実に上手い。
ソプラノのアリアでいい感じなのが2つあったが、そこはこれからYoutubeで探して聴き直しかな。
演出は現代風になってた。第二次世界大戦中のフランスという設定。男女の愛の表現も生々しくて見せてくれた。METだからやれる公演なのかもしれない。すばらしかった。
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10 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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午前中の野暮用で今日は見逃した。 (sky)
2016-04-04 13:06:09
6日(水)に人形講座を休んで、METにする。よって、コメントはしばらくご容赦。一つコメントすべきことは、もう、こうなったら、METの次回はオポライスの「マダム・バタフライ」でしょう。ボエームから、オポライスを観ているので、これは見逃せないでしょう。ボエームもバタフライも岳さんは歌っているので、「次も観る?」かみさんはそうおっしゃいませんでしたか?
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外人が和服で歌う事に ()
2016-04-04 15:58:49
skyさん  まだまだ春の入り口の白州に無事到着してます。雨は山梨県に入ったあたりから降ってなく、快調に走ってきたよ。庭はカタクリが咲いてて、ミツマタが満開。レンギョウも盛り。クロモジとアブラチャンの黄色い花はもうちょっと。いい季節の入り口だね。光がしっかりあるときに写真撮ることに。
蝶々さんは行かないでしょう。僕もかみさんも基本「体の大きい外人さんが和服着てソプラノはりあげるのは遠慮がち」なんです。いくらオポライスでも。ピンカートンはまたアラーニャなんだね。くされ縁か?それと蝶々さんは知ってるから「新しい知識欲」にかからないというのもある。そんなわけで、行かないな。
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当代一同志の組み合わせとなると (sky)
2016-04-04 21:50:29
どうも腐れ縁ポイ。ソプラノ殺しと言われる蝶々さんを歌った翌日、ピンチヒッターでボエームを歌ったり、指揮者の夫君は夫君で、マエストロの代ふりなど確実にMETに根付いてきた。アラーニャは、元妻のアンジェラ・ゲオルギューと、二人で常連をはっていたので、食い込みがうまく行っているのだろう。
外国人の着物ですね。朝の連ドラ「まっさん」でも、ヒロイン役ケイト・フォックスさんも振袖姿を披露して、美しかったです。オポライスさんのも興味ありです。METがジャポニズムをどう表現するかも興味あるので、見てきます。
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まずは明日だね ()
2016-04-05 09:41:42
skyさん おはよう。 うすら寒い。外気11℃。さすがにストーブは点けてない。ここで点けるとうちの中では半袖のTシャツになっちゃう。
このコメントを呼んでて、昨年海老名で聞いた東欧諸国のソリストさんのコンサート。企画してる日本人が「メジャーなソリストと商業ベースに乗れない人たちとがいる。僕は東欧のひとに惚れてるんです。」と紹介してたな。METは「MET世界」だからな。
蝶々さんを「それでも見なさい」といってこなかったことに「ほっ」です。
ちょっと情報。さわかみ財団の夏の平城京 話は進んでるようですね。世界中にソリストの公募、オーディションをやったようですね。
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無料招待券がないので強制はできませんが (sky)
2016-04-05 19:03:10
その期間、SC三昧ではないですか。白州暮らしの週でもなくば、気分転換に一日METもよろしいのでは?「オポライス女史3作観たよ」「アカデミー賞に輝く名監督のOPA観たよ」とか、この世界、話の種にすることも岳さんのキャリアになるので、これからの10作まで時間が許せば見た方がいいに決まってます。前にさくらさんにもスイーツを2回減らして観るべし、と勧めてたではありませんか。でも、人間にとって「ほっ」は大事です。それで私も怯むのです。
さわかみの情報が入ってこなかったので、テロ対策とか厳しい何かがあるのかとしぼんでましたが、これは明るいです。サミットにぶつけるかな、選挙にぶつかるかな、気をもまれます。
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うん、やはり腰はあがらん ()
2016-04-05 19:50:05
skyさん あのオポライスの体に和服だよ。それだけで「みっともなくなる」のが想像できません? オポライスに減点が付くくらいなら見ない方がというファンの想いもあるんだぜ。蝶々さんはちょっとへたでもいい、日本人に歌ってほしい。和服には小さい体、日本人の顔、造りであってほしい。それがあの作品の演出の第一歩。そんなふうにまで思ってる日本人男です。
「さわかみ」さんはアンテナ張っててよ。
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ビジュアル的には53歳で青年役 (sky)
2016-04-07 23:11:50
は違和感がある。代役なので仕方がない。歌は抜群だった。解説サイトにある、1999年に元妻アンジェラ・ゲオルギューとのDVDは若くて最盛期の感がある。
時々、このブログの広告に出てくるヨナス・カウフマンなら、容姿にも文句なしで、また違った感動があったかもしれないが、なにせドタキャン男だからしようがない。
ドミンゴとキリ・テカナワで昔に見たときは、原作に忠実なオリジナルな当時の設定だったため、優雅な演出だったが、1940年代に設定した今回の演出もMETらしい解り易い演出に加え、オポライスの美しい容姿をいかした、艶っぽい演出も観客サービスのひとつで、楽しめた殿方も多かったような。女性でも美しい女性を観るのは楽しいようで、休憩時間には「彼女の素顔は美人だね。」とおっしゃるおば様方もいらした。
オポライス女史は、声も力強くて、アスリートの感がある。2幕で舞台の上を裸足でかけずりまわったりする。
これは、意味あることで、西洋、特にフランスでは、男性の前で靴を脱いで足を見せることは「いいわよ」の覚悟を示すもので、このことは、名前は忘れたがある仏文学者から聞いた。それで、この舞台でも脱ぎ捨てられた彼女の靴がかなりの時間映っていたのが気になった。デ・グリューを誘惑するシーンだ。ここで、ちょっと余談であるが、観桜会2次会の「勝竜」の写真でH女史の横に流した足首が写っていて、なるほど美人の生足はなまめかしいものか。 仏文学者説に納得。方向が逸れそうなので、今晩はこれでおしまい。
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オポライスの容姿 ()
2016-04-08 08:00:57
skyさん おはよう。 薄雲が空一面を覆ってるが、雨も上がり、暖かくなることを予感させる朝です。空気がしっとりしてて気持ちいい。
このコメントを読んで「あれっ、本文であの妖艶さをどう表現したっけ」とよみかえすしたよ。「さらっと」書いてるね。
「女性は」なのか「貴女は」なのか表現が生々しい。「男にはこういう書き方はできん。思っていても恥ずかしくてよう書かん。」ですよ。ともかく、またあの映画全般を思い返してます。「運やはりよかった」。
ところで、自分の日記に書いてないじゃないか。ここに書いた話はまずあっちに書くべきでしょう。そして「書いたから読んで」でいいんじゃないか。自分の日記が「薄く」なるんじゃない?
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ご指導ありがとう、そうですね。 (sky)
2016-04-08 08:54:13
書き忘れ、思い出し忘れもあろうかと、少々時間を頂きますが、あとでジワジワと始めます。その手始めとして、書かせていただいたしだいです。心配ご無用、厚みを付けましょう。その時また映画全般を思い出してください。こうしている間にも、「ごはん」なんて言うのが起きてきました。いかに書く時間を確保するかわかるでしょ。
ところで、「思っていても、恥ずかしくて」なんたこと、岳さんにあるんですかね。(こりゃ、失礼、許されよ)
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あるに決まってるでしょう ()
2016-04-08 09:04:03
skyさん 見えない所、見せない所、あえて見せない所 人間にはいろいろあるんですよ。貴女にもあるでしょう。
どれだけみせても半分程度だと思ってるのですが。神秘神秘。
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