ミニコンサートを終えて初めての練習日だった。先生からは「それなりに成功だったね」と軽い評価。失敗ではなかったし、さほどまずい合唱でもなかったということでしょう。
そして9月の本番に向けて初心に帰って練習開始だ。面白いことがあった。昨日の練習はミニコンをやった小ホールでだったのだが、ここだと舞台の位置に立って練習ができる。先生は客席の真ん中に座って、我々の歌を聞いて、注文したり、教えたり。最初の発声練習の時に先生から注文が飛んだ。
「君達の声は怖いよ。明るさとか楽しさがない。発声練習の時から陽気な気分で、明るい声を出すように工夫してないと、歌になっても明るく歌えないよ」「明るい陽射しの朝、窓をあけて木々でさえずる小鳥さん達に『小鳥さんおはよう。いいお天気ね。今日は気持ちがいいわ』と話しかける気分で声出して」 こう来たね。
そしてさらに「発声練習」中だというのに変わった練習を注文してくる。「男女向き合って。男性 『チャオ、ベッラ(さようなら、かわい子ちゃん)』と呼び掛けて。女性はそれに対して「チャオ、アモーレ(さようなら、愛しい人』と返してみて」だって。「だめだめ、もっとイタリア人にならないと」「そのベッラじゃ皮肉ってるみたいだよ」「うん、女性のアモーレはいい感じ」 発声じゃない。これは寸劇だよ。
これなんですよ、これが座間のムード、僕の好きな練習環境。楽しくなるよね。みんな乗せられる。だんだんほぐれてくる。楽しく歌えるようになる。
実際の歌練。僕はもう暗譜で歌うようにしてる。そこで名指しのきつい指導。これも覚えるのに苦労した「早口言葉」のフレーズなんだけど、覚えてるだけに「速さ」に遅れまいと焦る自分がいる。そこんとこを捉えて「こういう所は指揮者を見てそのテンポを感じて歌わないと合唱がバラバラになるのが常なんだよ。」 言われてみればそうだと思う。そして理解したよ。先生が本当に心配してる箇所はもっと先にある、僕が3か月かけてやっと歌えるようになった「とんでもない早口の150数小節」、あそこをどうやって美しく合唱させるかに考えが及んでるんですよ。そうだよな、あそこは大変だよな。 ほらほら、こういう「読み」ができるとこまで進んでますよ。
歌い直しで指揮に注視しながら歌えばどうにかテンポが取れることも了解できた。舞台に立った時、指揮者が見える位置に立たんといかんぞ。
そして今日。 今日は大和オペラの次の計画が発表され、説明会に参加してきた。噂では「イタリア語オペラのいい合唱部を何曲か」と聞いていたのだが、発表になったのは伊語1曲、ロシア語1曲、ドイツ語2曲だった。僕としては興味が薄れた。ロシア語はいいでしょう。ドイツ語のオペラもいいよな。そしてこれだけのボリュームだと「譜面持ちOK」の公演になるだろうな。ということは動きは、周りとの絡みはない合唱になるだろうな。面白さが少ないよな。
うん、参加しないことにすると9月から空きになるな。さてさてどうするか? 一つあるんです。「藤沢市民オペラ」が2020年公演で「ナブッコ」を計画してて、合唱団員の募集を始めるようなんです。
そして9月の本番に向けて初心に帰って練習開始だ。面白いことがあった。昨日の練習はミニコンをやった小ホールでだったのだが、ここだと舞台の位置に立って練習ができる。先生は客席の真ん中に座って、我々の歌を聞いて、注文したり、教えたり。最初の発声練習の時に先生から注文が飛んだ。
「君達の声は怖いよ。明るさとか楽しさがない。発声練習の時から陽気な気分で、明るい声を出すように工夫してないと、歌になっても明るく歌えないよ」「明るい陽射しの朝、窓をあけて木々でさえずる小鳥さん達に『小鳥さんおはよう。いいお天気ね。今日は気持ちがいいわ』と話しかける気分で声出して」 こう来たね。
そしてさらに「発声練習」中だというのに変わった練習を注文してくる。「男女向き合って。男性 『チャオ、ベッラ(さようなら、かわい子ちゃん)』と呼び掛けて。女性はそれに対して「チャオ、アモーレ(さようなら、愛しい人』と返してみて」だって。「だめだめ、もっとイタリア人にならないと」「そのベッラじゃ皮肉ってるみたいだよ」「うん、女性のアモーレはいい感じ」 発声じゃない。これは寸劇だよ。
これなんですよ、これが座間のムード、僕の好きな練習環境。楽しくなるよね。みんな乗せられる。だんだんほぐれてくる。楽しく歌えるようになる。
実際の歌練。僕はもう暗譜で歌うようにしてる。そこで名指しのきつい指導。これも覚えるのに苦労した「早口言葉」のフレーズなんだけど、覚えてるだけに「速さ」に遅れまいと焦る自分がいる。そこんとこを捉えて「こういう所は指揮者を見てそのテンポを感じて歌わないと合唱がバラバラになるのが常なんだよ。」 言われてみればそうだと思う。そして理解したよ。先生が本当に心配してる箇所はもっと先にある、僕が3か月かけてやっと歌えるようになった「とんでもない早口の150数小節」、あそこをどうやって美しく合唱させるかに考えが及んでるんですよ。そうだよな、あそこは大変だよな。 ほらほら、こういう「読み」ができるとこまで進んでますよ。
歌い直しで指揮に注視しながら歌えばどうにかテンポが取れることも了解できた。舞台に立った時、指揮者が見える位置に立たんといかんぞ。
そして今日。 今日は大和オペラの次の計画が発表され、説明会に参加してきた。噂では「イタリア語オペラのいい合唱部を何曲か」と聞いていたのだが、発表になったのは伊語1曲、ロシア語1曲、ドイツ語2曲だった。僕としては興味が薄れた。ロシア語はいいでしょう。ドイツ語のオペラもいいよな。そしてこれだけのボリュームだと「譜面持ちOK」の公演になるだろうな。ということは動きは、周りとの絡みはない合唱になるだろうな。面白さが少ないよな。
うん、参加しないことにすると9月から空きになるな。さてさてどうするか? 一つあるんです。「藤沢市民オペラ」が2020年公演で「ナブッコ」を計画してて、合唱団員の募集を始めるようなんです。
さて、友だちに「なぶっこ」にはまっている人がいるので、よく聞いてみます。
当面、9月の座間オペラを楽しみにしています。
「私が前提」なんておっしゃらずに楽しんでくださいよ。「まず自分が楽しまなくっちゃ」が僕の心得。
藤沢のナブッコも覗いてみて、楽しめそうかどうかがまず判断基準。ナブッコは中にある有名な合唱曲(イタリアでは第二の国歌と言われてる)を歌った経験があり、チャンスがあれば全体をやってみるのもいいなとは思ってきてるんです。「藤沢市民オペラ」のHPを覗いたのですがまだ情報出てないですね。
今日から白州です。9時ころでて、買い物して2時過ぎには到着でしょう。ゆっくりしてきます。
座間の練習がどんな雰囲気ですすめられてるか解ってくれた? これだから引き込まれるのよ。
そうだよね、「こんな気分になって」と言われてもこの歳になるとね。なんせ「てれる」よ。ここが高い高いハードルなんですよ。役者になりきれんのよ。テレビで普段見る役者、俳優さんてほんとにプロだなと感心してるぼくなんです。
てれるという意味では男性が圧倒的にてれるようだ。女性は対応できる、やれちゃう人種なんですよ。その点凄いわ。