増田誠展

2012年09月13日 08時56分18秒 | 絵画鑑賞
昨日神奈川に戻った。10日間中身の濃い白州だった。
帰りに山梨県立美術館に寄り、増田誠展を見てきた。知らなかった作家さんだが、温泉でふと手にしたパンフレットの絵に魅せられて見たくなった。
学校出たわけじゃない、生活のために看板屋をやってる中である作家と知り合い、その彼が絵画をすすめ、フランス行きまで勧めたらしい。その後フランスに長く留まり、絵を描き続け、フランスではそれなりに評価されたようだ。
人物画にはピカソを思わせるものがあるし、パリの風景画には安野光雅を感じたし、色、形には現代アートのジャクソンポロックを連想した。幅が広くて、才能を感じた作家さんだった。
とってもおもしろかったのは生まれてからフランスに渡るまでの半生を長さ10数mの絵巻ものにした作品(作品と言っていいのかな?遊びかも)。その時代の世相が映されていて、ひょうきんで明るくて遊び心があり興味深かった。
現在3社ほどの企業が所蔵してる絵が多かった。フランスの渡航を援助した会社のようで、絵を金にするべく売ったんでしょうね。個人所蔵も多かった。   また好きな作家さんが増えた。

神奈川に戻ってきて、もう少し涼しいかと期待してたが、相変わらず暑いですね。山はやっぱりいいな。戻りたいよ。

今朝足の筋肉がはってる。ふくらはぎとももの前面が両足痛い。山行の疲れが出たようだ。午後スポセンに行って、ゆっくりストレッチをしてこよう。
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