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風力発電 遅れる日本

2022年05月23日 08時17分11秒 | 国を憂う
昨日の朝刊で「風力発電 導入進める欧州 日本にも熱視線」 と題して欧州の現状が報告されてる。僕は風力発電量が増えて行かないことも心配なんだが、それよりも技術立国日本がこの分野で全く力を蓄えてなく、欧州企業から「市場」と見られてることが心配でならない。
ドイツが進んでるのは知ってる。10年前に再生エネルギーへの転換を表明した。そして今躍進してるのはスペインなんだそうです。今作ってる風車は羽根の長さは80m、柱の高さは300m、その径は8mで中にエレベーターが設置されてるんだそうです。1年ほど前にはTV報道で中国がその長い羽根を輸送するための専用コンテナを持ってる話、釣り上げる専用のクレーンを設置してる話、輸出を考え貿易港に近い場所に製造工場を作ってる話などを聞いた記憶がある。 我が国内で風力発電技術の話題聞いたことありますか。
今後世界中で風力発電が増えると読んで、外国は本体技術、周辺技術をどんどん進歩させてるんです。どうも日本はもう2周も3周も遅れてるようですよ。「経済安保」とか言ってますが、「安保」の前に「ただの輸入国」になるだけじゃないですか。
社会ニーズの変化が激しい今、「昨日の成功例で明日もやっていける」と考えるのはもう成り立たない。しかし今の日本、10年前と何も変わってない「産業構造」のままじゃないですか。「中小企業の支援策」を打って「ゾンビ企業」を生きながらえさせてるとも言われてる。「ソフトも含めた技術の総体」を売れたのは「新幹線技術」で終わりなのかも。原発技術も先が無さそう。そして「売り物を持ち合わせない貧乏国」になっていくのかもな。 由々しき問題なのでは。
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