弦楽ｱﾝｻﾝﾌﾞﾙを聞く

昨日はアマチュア弦楽ｱﾝｻﾝﾌﾞﾙ合奏団の発表会を聴きに行った。４年前にこの団体を知り、無料で聞かせてくれるんだ、公演は僕のﾎｰﾑｸﾞﾗｳﾝﾄﾞ＝座間ﾊｰﾓﾆｰﾎ―ﾙならと親しみがあり、聞きに行ったのがなれそめ。昨年この団員の１人が姉とちょっとした関係にあること、僕の最初のオペラ出演＝蝶々夫人ではいっしょに舞台にたってたことを知って「義理」も発生してる。
４年前はまぁまぁ聞けた。３年前はがっかりした。そんなで昨年は行かなかったはず。でも今年は義理があるので行かないわけにいかない。そんな過去だからそんなに期待はしてなかったんだが。
こういうアマの団体は人の出入りもあるし、個人の能力がそのままアンサブルになってしまうものだ。そういう理由で聞ける年だったり、聞けない年だったりするんだろう。今年は新人が充実してたよう。現役の大学生が２人増えたと紹介してた。１人（女性）はコンマスの席にすわってたし、独奏も聞かせてくれる実力だった。ﾊﾞｯﾊの「バイオリン協奏曲２番」では１人舞台ドレスに着替えて演奏しれくれた。聴きごたえありました。さすがセミプロ。
他の合唱団に協力を依頼し、歌い手さんに参加頂き、ｱﾝｻﾝﾌﾞﾙの伴奏で歌を聞かせてくれたプログラムも変化があってよかった。
義理で行ったコンサートだったけど、思わぬ楽しい音を聞け、得した感じ。
3/31にこの小ホールで僕も歌ったけど、その時より客が多かった。この点は「負けたな」の思い。
一つ考えたこと。　微妙に振動数に差があって不協音になる。弦楽の場合はこれが気になって気になって。なぜかと今朝の散歩時に考えてみた。結局各自が左手指で押さえる弦の位置が微妙にずれてるんだろうな。演奏前に音合わせをいくらやっても、押さえる場所が１mm違ったら不協音になっちゃうだろうから。じゃなぜ〇〇交響楽団からはあの不協音は聞こえないのか？　それは演奏家１人１人が絶対音感を持ってて、自分の楽器が今出してる音が正しいかどうかが各自で判断出来てるんだろうな。アマチュアだと譜面通り弾くのに精いっぱいで出してる音の正しさまで気がいかないし、聞こえても正しいかどうかが判断できないのだろう。だからアマチュアなんでしょうがね。
おっと、こんなこと言うと「お前の歌は？」と怒られそうだからこの辺にしておこう。ギターと違って「フレット」の無い楽器は難しいだろうな。