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ラピダス支援法案は要注意

2025年05月01日 12時29分38秒 | 国を憂う
トランプ対応で世界中バタバタしてる感なんだけど、それと関係無く、重要な案件が国内で検討されてるの知っておき、見るべき所は見ておく必要ありですよね。特に今年のこの時期は多いように感じてる。
  ・選択的夫婦別姓 ・同性婚 ・年金 ・政治資金とパーティ
  ・消費税減税 ・人口減少 ・米問題、農業政策
まだまだあるんだけど、切りが無いのでこの辺で。
列挙してくるとどうしても感じるのは「決めない、先延ばしにする」日本の政治文化かな。
解決策を講じる前に次の問題が露見して、どんどん溜まってきた。 この際だ昔のあの問題は国民皆さんが忘れるのを期待しましょう みたになってないかな。 国会の先生方 もうちょっと仕事してよ と言いたくなる。

今日は注目度は低いけど、国政として(政治文化として)危険度の高い、案件について書きたい。
「ラピダス」 次世代半導体の量産化を目指す民間事業。 この事業化を後押しするための法案がもう国会を通過したのかな(?)。
半導体製造産業は将来世界での最重要産業だということは理解できる。この分野で主導権を持つか持てないかは国の衰退とまでは言わないが浮沈に大きく影響してくるだろうことも推測できる。よって国としても早くなんとかしたいと焦る気持ちも分かる。でも莫大な費用が必要だと言われている。もし他国に負けたとなると、そこには莫大な借金だけが残った ということなりかねない「勝ち負けが明確に出る」産業分野だ。
だったらやらなきゃいいだろう は無いんだろうと僕は考える。 言い尽くされてるフレーズだが、「資源の無い国だからいい物を作って先んじるしかない」 そうなんだと思う。
じゃ、見境もなく「猪突猛進」していいのか というとそうじゃないだろう。現在の試算では量産化までには5兆円が必要といわれてる。実際はこんな額では済まないんだと考えてるが。
そういうプロジェクトだからこそ引くべき所ではきちんと引き返す冷静さも必要だろう。
原子力発電行政でも明らかになってるように、日本の政治文化は歯止めを掛けられない文化だと思うのです。一旦始めると負の面が顕在化してきても何らかの成果、成功らしい物が見えるまでは辞めない、猪突猛進型で進む文化でしょう。
今回の次世代半導体製造産業もそうなりそうで怖いと思ってるのです。
そうしないために 法案の中に「いついつまでにこうならなかったら」「こういう事態になったら」このプロジェクトは中止(中断)する という判断基準を明記するべきだと思うのです。
PDCAの「C」を事前に決めておけっていいたいのです。
ズルズル続ける行政は今回のプロジェクトから無しにしたいですね。
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