goo blog サービス終了のお知らせ 

自信持った会見顔に見えない。

2025年05月17日 12時15分26秒 | 国を憂う
昨日福岡厚労大臣と江藤農水大臣が会見を行ってる。 あの不安気な顔、「あんたら本気で国民の為、国の将来の為を考えてんのか」と言いたくなった。

厚労大臣 終盤国会に提出する年金改革の政府案の説明。 現行の年金システムは近い将来行き詰ると広く認知されてる。だから表面の擦り傷に絆創膏貼る様な処置では済まないはず。本質的な所(例えば 国民年金と厚生年金の二階建て制度とか第三号被保険者扱いとか)を解決できないまでも、俎上に乗せて議論する法案であるべきでしょう? 自分でもそこは十分理解してる。だから何を聞かれるか心配で心配で。不安顔の会見になるわね。
先送りですか? 次の大臣がやればいい ですか? そんな大臣ならいらない。

農水大臣 米の高値が治らない事に対する次の方策を説明。 ここも厚労省と同じで、手術すべき病気に真っ直ぐ向き合ってない。そこは先送りで、ともかく現状の国民の不満を和らげよう でしかない。 それでは市場に見透かされて、いい様にあしらわれる。あたりまえでしょう、市場は行政以上にあざといんですよ。
米値上がりのほんとの問題は「米不足」なんでしょう? そこは全く語らない、方策を出さない じゃないですか。 国民は薄々もう気づいてるんだと思うのです。だから、こういう事態を招いた米行政の失敗をまず語り、その方策(10年計画なのか、20年計画なのか)を説明しないと市場は落ち着かないのと違いますか。
それなのに大臣が語るのはいつも「現状対応」のみ、しかも「放出米の流通が・・・」だけ。 しかもですよ、5ヶ月前に備蓄米の放出を決めた時に「1年後に同等同量の買い戻しが義務」と決めてたようですね。こんな自分都合の制限を付けたんじゃ流通がスムースに進まないのは当たり前でしょうと言いたい。
さらにこの1年を5年に延ばすのが新しい施策だと説明してたが、価格の低下にだってどれだけ効果があるか疑問じゃないですか。
説明してる大臣自身がそういう「施策の矛盾」を分かってるんでしょうね。 効果ないだろうなと思いつつ、「これで安くなると思います」と言わざるをえない。
どこ向いて行政やってるんですかと聞きたいね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 落ち葉の焼却 | トップ | 徒然なるままに(20250517) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

国を憂う」カテゴリの最新記事