

昨日の第九の練習 初めてこのステージで歌いました。いつもはステージに先生とピアノがあって、我々は観客席に座って練習するのです。ステージで歌うと自分達の歌声が聞こえないものだなと思いました。こういうホールって観客席側は音響効果を考えて作られてるけど、ステージは物置同然。天井なんかライト、機械、幕、そんなのがブラブラしてる。歌声がどこかに散ってしまうのはあたりまえ。
自分達の声がどう聞こえてるのか聞いてみたい衝動があります。観客席の一番奥から指摘する古川先生の声はしっかり聞こえます。そりゃ声楽家の声ですからね。自分達100人の声はあれほどにも響いてないだろうなと不安がいっぱい。そう思うとついつい歌声に力が入る。力が入ると先生から「力めば力むほどだめ。口の中を大きく開いて、そこで響かせて」だって。
こういうホールは 上手な人はより上手に聞こえ、下手な人はどうしても下手にしか聞こえないようにできてる所だと理解しました。
もっともっとうまくならんととんでもない合唱になりそう。
舞台で練習すると、自然と緊張感も高まって良いですね!先生もきっと計算して練習計画をくんでいるのでしょうけれど。
だれしもその本番の舞台に初めて立つ瞬間ていうのがあるわけで、興奮したものです。自分がどうしても小さい存在にしかなれない場所ですよ。(今でもそうかな)
ホールの音響効果は舞台の音がしっかりホール全体に届くようできてるのがわかりました。そんなに頑張らなくていいのも納得してます。むしろしっかり「響かせる」ことが大事なんですよね。
今日から立ち稽古です。若い助っ人も来ます。合唱が変わります。動きも付きます。 面白くなるんです。