盛山文科相の推薦確認書に思う

2024年03月08日 08時33分04秒 | 国を憂う
文科相御本人は頑なに「署名」したことを「記憶にない」と否定されてるが、令和3年10月17日付けで本人氏名の書かれた旧統一教会とかわした「推薦確認書」が公になった。
ここまで来ても「記憶にない」と言いはる「づうづうしさ」に呆れるが、今日問題にしたいのはその中味から推察される自民党政治の根っこの所についてだ。
前々から自民党は社会システムを変えられない、変える変えると言ってるがなんだかんだ状況理由を付けて引き延ばす(変えたくない)、あるいは基本的に昔のシステムの維持に努める そういう党だなと見てきてる。典型的なのは安倍さんが唱えた「美しい日本を取り戻す」 つまり「昔は良かった」と言う訳でしょう。いろんな専門家、学者が「もう古い」「変えないと」と批評しても動かない。  自民党は古くて大きくて、いろんな “しがらみ” を引きずってる党で、我々には見えない裏の世界があって、党を第1党として維持するためにはそういう裏からの「力」に抗することができない党に成り下がってしまったんだとぼくは見てきてる。分かり易く書けば「フィクサーがいる」ということです。
公表された盛山さんの「推薦確認書」には以下が書かれてて、「政策協定」を約束してます。
   ・ 憲法を改正し、安全保障体制を強化する。
   ・ 家庭教育支援法、青少年健全育成基本法の制定に取り組む。
   ・ LGBT問題、同性婚合法化は慎重に扱う。
   ・ 日韓トンネル実現の推進する。
   ・ 共産主義勢力の攻勢を阻止する。
 最後に 以上の趣旨に賛同し、平和大使協議会および世界平和議員連合に入会する。
 と書かれてる。
これは僕が思ってるフィクサーの一つでしかない。経団連も考えてみればそのひとつかも、「金と利権」でしょう? いろんな怪しい団体とこんな協定を結んで、選挙協力を得てるんだとしたら、国民に(公に)公平な政治ができるはずがない。
盛山さんが「記憶にありません」と逃げてることより、この中味がどれだけ国政を曲げる力になってきたかを今こそ問わなければならない。
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