「コモンの再生」

2024年03月09日 08時15分57秒 | つれづれなるままに
内田樹さんの著書名です。 一昨日新聞の宣伝欄で見つけて、「これ読みたい」と瞬間的に決まっちゃって、早速「楽天BOOK」で発注。すごいですね昨日郵便で届きました。
内田樹さん この名前「たつる」とお読みするんですね。何回覚えても覚えられない。でも同じ1950年生まれ(僕は早生まれなので学年は1つ上)、著作業なのに、武道家を名のる、そして硬派な感じの話をされる。一時は「右翼」かと思ってた。でもジワジワと惹かれていって、今は「そうだ!」と信者です。 「真」を太く、強く語られますよね。
次は「コモン」 僕この単語には反応するんです。信望する斎藤幸平さんの「人新世の資本論」を読んで知った概念。庶民が討議を積み重ね、行政を巻き込んで社会を作っていく ということ、「お任せ民主主義」の反対概念だし、今を救う手法だと考えてます。
その「コモン」を内田さんが書いてる。「えっ、彼がコモン? 同じ概念? 何を書いてるんだろう?」 そうなって当然と自分でも納得。 最初のお題「国家は市民が作った人工物である」だけを読んだんですが、ぼくが理解してるコモンと同じですね。面白いぞ。
さらに、新聞の宣伝欄に「斎藤幸平さんとの対談を収録」とあったんですよ。「斎藤幸平」という文字にも反応するようになってるものだから、小さい字だったんですが、パッと見つけてた。まっ出会うべくして出会った一冊なのかも。

この記事を書こうと思ったきっかけは実はここなんですが、届いた本「いつ頃書いたの?」で巻末の情報を見た。「2024年3月10日 第1刷」とある。今日は3月9日ですよ。 「第1刷」って何をさすんでしょうかね。えっ出たばっかしの本かい。心して読まんと。昨夕は久しぶりに寝る前の布団で目輝かせて読みました。しばらくは楽しみな感じ。
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