また発生したね。なんとも気持ち悪い事件が。
名古屋の高校2年生の男子、大学受験の共通テスト会場に向かう学生を刃物で切りつけた。自分は東大医学部志望なんだが、最近成績が上がらず、悩んでた。医者になれないなら他人を巻き添えにして自殺しよう と考えての犯行らしい。
まず間違いなくこの手の事件が増加傾向にある事を認めないといけない。このままだと自分が訳も解らず被害者になる可能性が高まってる世の中だといういことも連想しないといけない。
「しょうがないじゃん」で済ませられるならそれもいいでしょう。 が、僕は「減らしたいな」と考えるし、「なぜ増えるんだろう」「原因は何?」を考えます。
いろんな場面で書いてきてるけど、今の世の中の「包容力の無さ」「硬直化した社会」が個人の「自己責任を強く求める」ことにつながっていて、それが一部の人に生きづらさとなってる と僕は考えてます。特に今はコロナパンデミックで生きづらさが増してますしね。
やはり「自助」「共助」「公助」のバランスが悪くなってるんですよ。「しょうがないじゃん」で済ませず、自分の問題と捉え、どうしたら減らせるかを国挙げて考えないといけない状況なんじゃないですかね。
名古屋の高校2年生の男子、大学受験の共通テスト会場に向かう学生を刃物で切りつけた。自分は東大医学部志望なんだが、最近成績が上がらず、悩んでた。医者になれないなら他人を巻き添えにして自殺しよう と考えての犯行らしい。
まず間違いなくこの手の事件が増加傾向にある事を認めないといけない。このままだと自分が訳も解らず被害者になる可能性が高まってる世の中だといういことも連想しないといけない。
「しょうがないじゃん」で済ませられるならそれもいいでしょう。 が、僕は「減らしたいな」と考えるし、「なぜ増えるんだろう」「原因は何?」を考えます。
いろんな場面で書いてきてるけど、今の世の中の「包容力の無さ」「硬直化した社会」が個人の「自己責任を強く求める」ことにつながっていて、それが一部の人に生きづらさとなってる と僕は考えてます。特に今はコロナパンデミックで生きづらさが増してますしね。
やはり「自助」「共助」「公助」のバランスが悪くなってるんですよ。「しょうがないじゃん」で済ませず、自分の問題と捉え、どうしたら減らせるかを国挙げて考えないといけない状況なんじゃないですかね。
「老い」でボーヴォワールが定義した
老いとは個人が乗り越えるべき問題でなく文明が引き受けるべき課題である
を、今回の事件にも重ねて考えている。
毎週日曜日夜10時のNHKBSプレミアムドラマ
「生きて、ふたたび」も7回目となり、来週で最終回となった。どんな結末を提示するのだろう。
一つの事件に、犯人、被害者。それをとりまく家族、社会等が複雑にかかわっている。
国を挙げて取り組む課題であることを心に止めたい。
一方でトンガのように、人じゃどうしようもない災いもやってくる。 無情ですね。
だからなんだろうな、人力でどうにかできるところはさぼってはいけないんでしょうね。やるだけやって、天命におまかせ じゃないでしょうか。