新年度のワークショップ(WS)が始まって、トスカの楽譜を頂いた。
僕には「我流楽譜」を作る作業がまずある。歌う詞の書き出しだ。書きだした詞の下に音の上がり下がりを自分流に書いて暗譜するのが俺流。
これがトスカで歌う全て。聞いてはいたが、実に少ない。
少な過ぎるからだろう、「バスの方はテノールが歌うところも歌ってください」と指示が出てる。その箇所も入れてこれだけです。「楽だな」だけど、「物足りないぞ」も正直な感想。全体の時間は「愛妙」と同じくらいなにの、歌う量は1割ほど。とってつけたような合唱なんでしょうね。
メロディーを教わってないが、興味湧く面白い表現を見つけた。
6/8で1小節歌い、9/8に変えて1小節、すぐに6/8にもどる展開箇所。どういうメロディーになるんだろう? なんでこんな複雑にしたんだろう? プッチーニは何を狙ったんだろう?
だいたいなんで9/8拍子で書かにゃいかんのか? 音楽として単純な疑問あります。何拍子で書こうが、1小節の時間は同じ。その同じ時間長さの中に「何分音符を何個入れて歌え」の指示ですよね。9/8は八分音符を9個入れろと言う指示のはず。ここまでだな理解できるのは。
プッチーニが仕込んだこの仕掛けはどんな風に聞こえるんだろうか? 何か特別な響きに憩えるんだろうな。まずそこに興味。
この公演のソリスト・オーディションには50人ほどが応募、受験したらしい。今のかってな考察なんだが、「トスカ」という作品はソリストさんなら一度はやってみたい演目なんだろうということです。ソプラノなら「トスカ」を、テノールなら「カバラドッシ」を、バスなら「スカルピア」をやってみたいんでしょうね。合唱としての魅力はそんなになくても、ソリストさんには魅力いっぱいの作品なんですよ、たぶん。上に書いた9/8拍子みたいな技工がこらされてて、歌いがいがあるんと違いますかね。
僕には「我流楽譜」を作る作業がまずある。歌う詞の書き出しだ。書きだした詞の下に音の上がり下がりを自分流に書いて暗譜するのが俺流。

少な過ぎるからだろう、「バスの方はテノールが歌うところも歌ってください」と指示が出てる。その箇所も入れてこれだけです。「楽だな」だけど、「物足りないぞ」も正直な感想。全体の時間は「愛妙」と同じくらいなにの、歌う量は1割ほど。とってつけたような合唱なんでしょうね。
メロディーを教わってないが、興味湧く面白い表現を見つけた。

6/8で1小節歌い、9/8に変えて1小節、すぐに6/8にもどる展開箇所。どういうメロディーになるんだろう? なんでこんな複雑にしたんだろう? プッチーニは何を狙ったんだろう?
だいたいなんで9/8拍子で書かにゃいかんのか? 音楽として単純な疑問あります。何拍子で書こうが、1小節の時間は同じ。その同じ時間長さの中に「何分音符を何個入れて歌え」の指示ですよね。9/8は八分音符を9個入れろと言う指示のはず。ここまでだな理解できるのは。
プッチーニが仕込んだこの仕掛けはどんな風に聞こえるんだろうか? 何か特別な響きに憩えるんだろうな。まずそこに興味。
この公演のソリスト・オーディションには50人ほどが応募、受験したらしい。今のかってな考察なんだが、「トスカ」という作品はソリストさんなら一度はやってみたい演目なんだろうということです。ソプラノなら「トスカ」を、テノールなら「カバラドッシ」を、バスなら「スカルピア」をやってみたいんでしょうね。合唱としての魅力はそんなになくても、ソリストさんには魅力いっぱいの作品なんですよ、たぶん。上に書いた9/8拍子みたいな技工がこらされてて、歌いがいがあるんと違いますかね。