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台風被害

2018年10月01日 16時26分50秒 | 大和の四季
僕はまだ小学生の頃福井で「伊勢湾台風」「第2室戸台風」を経験してる。家が風で揺れる、玄関の引き違い扉が風圧で内側に膨らむ、それを室内から「つっかい棒」で支える、さらに爺さんが所有してた倉庫が倒される等々怖い思いをしてきた。それ以来50数年台風で怖い思いをせずに過ごしてきた。
ところが、昨夜の24号は50数年前の怖さを思い出すものだった。2階で寝てて0時過ぎに家が揺れるのを感じて目が覚めた。天井を見上げてて、この屋根が飛ばされるんじゃないか、飛ばされたらどうする、飛んだ場合の周りへの被害まで想像せずにはいられない。もう寝れない。2時過ぎまで結局TVを見てた。群馬県の高崎、前橋あたりまで行って、再接近を過ぎたなを確認してやっと寝れた。
大和でこれだけの強風、もっと進路に近かった白州はもっとひどかったはず。そうなれば木の1本も倒れてて当然。せめて隣家に被害が及んでませんようにと祈るしかない。
5時前に起きて、家の周りをチェックする。異様に大きい物体が庭に転がってる。光が少ないので即座に確認はできない。触ってトタンの板と解り、こんな物を使ってるとしたら、屋根だな。下から見てる分にはどの部分だかわからんが、この色に塗装なら間違いなくうちの屋根。梯子を掛けて探す。

      庇部のトタンでした。

上半分は残ったのでそこが風でバタバタする。ここが外れて飛ぶのが怖いので重しをのせてます。施工してもう40年以上の屋根。ここまで傷んでたと納得いく屋根でしたね。
朝一番で御世話になってる近くの材木屋さんに駆け込んで修理を依頼する。あちらにもちょっとした被害があったらしく、今日は行けないかもの返事。次の雨がくるまでには直したい旨だけ伝えた。さっき業者さんを連れて見に来てくれた。これで近々直してくれるだろう。

一方白州の方だが。自分宅の心配というより、木が倒れて隣家を潰してなければいいが なんです。朝まで電話が来てないからそんな状態ではないなと思いながらも・・・・。 こっちから電話しました。 電話にでてくれないんですよ。これっていやな気分になりますよ。 折り返し向こうから電話が来て「今見周りに行ってた。大丈夫、倒木もないし、見た目被害もないようで。」の報告。 ありがとうですよね。 「風強かったでしょう?」には「うん、今までで最強だったかな」の返事。それでも倒れなかったか。木って想像以上に強いもんですね。ああいう山で自然に成長してきた木は根がしっかりしてるんだろうな。 それとやはりあの土地は地形的に強い風が吹きにくい場所なんでしょうね。 ともかくよかった。

こんな台風24号でした。 教訓はやはり「ご近所の力」でしょう。助けてくれる人がいるっていうのはほんとの力です。
コメント (4)
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