舞台のイメージを写真で

2018年04月29日 07時19分40秒 | オペラに挑戦
GWのスタート日、僕は歌練でした。行って驚き、本番舞台のイメージ写真が貼ってありました。
古川先生は自画自賛。ちょっと強すぎるかな?と思わんでもないが、自分の思いを舞台装置屋さんがうまく表現してくれたようで喜び一杯の解説だったな。そりゃそうだろう、オペラに携わって初演出の舞台だからね。いやいや僕が見ても「こんなイメージ、あの座間の舞台上に表現できるのかよ」と疑問視するほどのスケール。僕も興奮を感じたね。うんうん、楽しみだし、やる気が湧いてくる。
さらにチケットの発売も発表になった。5/9から発売で、全席指定の4,500円だそうだ。値上がりした分、販売期間を長くしたんだろうな。それでもいいじゃないか、我々がいいものを作って、公演すればいいんだから。やりまっせ。 「観に行きます」という方がいらっしゃれば私の方で購入しますよ。ただし、団員割引はないようです。残念。
さらに昨日から子供達の練習も始まったらしい。大人は夕方6時からだが、子供はまだ別メニューで時間帯も別。15人位が参加してるみたい。先生から「子供達「u」の発音いいんだよね」という報告もあった。イタリア語の「u」はちょっと独特。唇を突き出すとこがまず違う。さらなる特徴は口の中を大きい空間にすること。日本語だと口先で「う」と響くんだけど、伊語だと開いた口の中で響く感じだと思う。「オ」がちょっと混ざったような音になる。これを子供達はちょっとの指導で実に美しく発音したらしい。いいね「純粋」っていうのは。
そして僕たちの練習。女性だけの合唱でまだ勉強してない部分があるらしく、後半は男女別室での講義。男チームには古川先生が付いてくれて、歌練というより、歌い方に関する先生の思いを講義された内容。「piano と書いてあるから静かに歌えばいいってものじゃないでしょう。なぜpianoで歌わせたいかという作者の意図があるよね。状況だって違うはず。ひそひそ話だから小声、淋しいから小声、いろいろあるじゃない。それを解って歌ってほしいんだよ。」「僕はそんなオペラを身に着けてほしいんだ。普段の練習からそんな感情を入れて歌いなさい」。 そうだよね、だから練習も楽しいんだよな。そしてこうも宣言した。「市民オペラ団体沢山あるけど、どれも楽譜に書かれてることの表現までだと思う。僕はもう一歩突っ込んだオペラ表現を市民でも志すべきだし、できると思うのよ」「座間で日本一のオペラを公演したいんだ」だって。 いいじゃないですか。
そうそう、昔とある市民オペラで練習に参加したけど、先生の考えに着いていけず、喧嘩して辞めたっけ。こういうことだったんだと思う。楽譜の表現が主になり、人間を表現して、楽しんで歌う精神の欠落が気に入らなかったんじゃないかな。
まぁ、よいよい。 僕は古川さんの下で日本一のオペラ公演を目指し、着いて行くんだから。
そして細かい覚え違いをいくつか発見。これからは「質の向上」を目指すのだ。もう一度楽譜に戻って、状況、感情、作者の意図を考えてみたいな。
コメント (30)
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