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とうとう小説に

2012年01月27日 11時11分57秒 | 国を憂う
垣谷美雨という作家が「70歳死亡法案、可決」という小説を出版したようです。(新聞の広告)
「このままいくとこんな法律もでてくるのでは」という危惧を解説するものじゃなく、こんな法律ができたことで家族の中に起きるであろう葛藤を書いたもののようです。
84歳の義母、その介護を妻に任せっぱなしの能天気な夫(58歳)、働かない引きこもりの息子(29歳)、実家に寄りつかない娘(30歳)、それとそんな家族に一生懸命つくしてきた主人公の妻(55歳) こういう設定のようです。
どんな騒動が起きるかはだいたい想像できるのであえて読みたいとは思わない。

「自分の死を選択できる時代」を考えたことがあるし、冗談半分に議論したこともある。
「こんな恐ろしい設定を小説家が気安く書いてしまうほどに危機感が大きくなってるのか」と連想させられた。
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