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世界は大きく変わっていた

2022年04月01日 14時15分54秒 | ウクライナ侵攻
地球レベルで「ロシアが劣勢」というのは正しい見解だと思う。そこに見るのは「プーチンの世界観の古さ」と「ロシアの政治、社会体制の時代遅れ感」だ。この『古さ」が今回の武力侵攻を正当化してるんだし、「劣勢」という結果を招く根っこだと見てる。こうして「古きもの」が自ら崩壊していく歴史を見てるんだとも思う。
それとは別に、世界の本質も今までの(僕の)理解と大きく変わってるんだ を学んでます。
一言で言えば「武力の時代は終わった」ということ。 まだまだ「武力で押さえる、従わせる」というのがまかり通ってると見てきたが、そんなハードな力関係は弱くなってて、経済・貿易・依存関係といった「グローバル化」が生むソフトな力関係が地球平和に強く寄与するようになってるんじゃないか ということです。
「戦争抑止」は「軍事力」「核」と言う時代は終わりつつあるのではないか。「経済的な協調関係の維持」それが「蛮行の抑止」につながるってことを教えてるんじゃないだろうか。
今回の戦争危機でもその抑止に働けなかった「国連」 これも「軍事力が戦争抑止力」としてきた今までの社会定義において成立してきた時代遅れの機構なんじゃないか。発想を変え、管理手法、意思決定手法も変えた新しい機構が必要なんじゃないのか。
「相互平等依存機構」に参加していなければ、国の経済が回らなくなり、国の存立も苦しくなるといった互恵関係で協調する世界に向かうのではないかと夢想までしてます。
そうなると 無駄な軍事予算なんて必要なくなるんだがな。
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停戦交渉に進展があったらしい それと

2022年03月30日 09時32分56秒 | ウクライナ侵攻
昨日行われたトルコ イスタンブールでの停戦交渉で何らかの進展があったようですね。
僕の本心 「これだけの現実を作ってしまった侵略行為、そんな簡単に交渉がまとまるはずないだろう」と見てますが。   これから情報収集して考えてみたいと考えてます。
現状は ロシア側が苦戦、国民が納得してくれる戦果(中身が薄くても)を求めてる、得る物を得て停戦したい これが会議進展の根っこだと見てます。そこで停戦合意の形 双方が何をどう得ようとしてるのかですね。さらにその合意が成立する確率は と考えたいです。

それと追加ですが。 朝日新聞が4/29にWEBで3人の大学教授による討論会を開催するようです。このお三方、僕は昔から興味を持ってる先生方で今回も聞こうと思ってます。 但し、朝日新聞のWEB会員にならないとだめなようです。「無料会員」もありますから無料にはちがいないですが。 よろしかったら拝聴ください。
アンカー(司会)を担当する「高橋純子」編集委員も骨があって、面白い人です。
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「それが正論」なんだけど

2022年03月29日 11時03分00秒 | ウクライナ侵攻
バイデンさんが「プーチンさんは権力の座にあってはいけない」と発言したことに対して、米国内、バイデンさんの側近からも「ちょっと言い過ぎ」みたいな論が飛び出し、側近は火消しに動いてるようだ。
そうなんだろうか。 僕は自分の持論と一致してて、全く違和感がないんだが。「外交的に」どうまずいんだろうか? 何をそんなに心配するんだろうか。
古い価値観を引きずってる人でしょう。 国民に真実を伝えず、自分の正当性を作ってる人でしょう。なんでそんな人を否定することがいけないのか、穏便に扱おうとするのか 僕には解かりません。他国の内政干渉にあたるんだろうか。
より大きな戦争にしないよう努力と我慢してますよね。その上で「地球人」としてこうあるべき、こうあって欲しいと期待を述べただけじゃないですか。一方の権力者として当然の持論であり、発言だと思うのだが。実際にプーチンさんが失脚するかどうかはロシア国民の仕事としてると思いますよ。「ロシア国民 頑張ってね」のエールが含まれてるかもしれないけど。「自分が潰してやる」なんて言ってないと思いますが。 
むしろこういう忖度無しの持論を正々堂々と語ることが指導者には必要なんだと思うんです。特に今は。 かりにそれが間違ってたなら、責任取って権力の座から降りるか、降ろされればいいだけの事。大事なのは「ほんとの思いを語る」ことだと思うのです。それを聞いた地球人が自分で考え、判断して、行動すればいいのであって、それ以上の影響力はないでしょう。
僕は今回のバイデンさんの発言 「そうだ!」「よくぞ言ってくれた」と賞賛します。
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ロシア国内の今

2022年03月24日 09時33分24秒 | ウクライナ侵攻
ゼレンスキー大統領の日本向けメッセージがあり、当然拝聴しました。目的は西側の支援をさらに多く受けたいという大統領の思惑、戦術なので、戦況で新しい情報は無かった。まっこういうメッセージを受け取った日本がこれからどう動くかですね。
これもしょうがないとは思うけど、今の日本には主体性を感じないですね。米国だ、NATOだ、EUだ の動きを見ながら、それに同調する動きしか取れない。いつもの日本スタイルか。北方領土、極東ロシアでの資源共同開発等日本独自の関係もあるのだから、そこを踏まえた独自スタンスがもう少し見えてもいいんじゃないかと思うのだが。

昨日ニュース番組でロシア国内の現状をチラッとだけ知る事ができた。
 ・ 驚きしかない完璧さの報道規制が行われてる。
 ・ 国民の大半は国営TVから情報を得、以下を信じてる。
    NATOが東に侵略してくることを食い止める防衛戦なんだ
    ウクライナの街がボロボロになってるのはウクライナの西側派がやってること
    ロシアの支援物資にウクライナ人が列をつくってる
 ・ その傾向は年配で強く(7割)、若くなるほど弱い(2割)らしい。
 ・ 国民の中に政治に関心を持ってる人が少ない。
 ・ 「選挙しても政治は変わらん」と考えてる人が大半。 =思考停止してる
20年のプーチン政権が作ってきた「ロシアの政治文化」です。凄いですね。
           (我が国の政治文化だって確認してみること必要だけどね)
想像はしてたが、この情報化時代にあって「ここまでやればできるんだ」「中国、北朝鮮も同様なのか」と考える。そして「人間のやってしまう力、やられてしまう弱さ」を連想する。ついつい80年前の我が国と重なってくる。怖いことだが、実際起きてるのだ。

西側からすると「一機にロシアを叩き潰すこと」はできるのだろうが、そこへは行かないよう細心の注意を払ってるように見える。「窮鼠猫を噛む」的なプーチンの反発は怖いだろうし、第三次大戦に発展するのも避けたいだろう。
となると現状を収束させる最善策は「ロシア国民が真実を知り、国の中からプーチンを否定する事」なんだろう。どうすればできるか。時間はかかるが、「ロシア国内に真実をどんどん知らせる」ことが大事なんじゃないだろうか。規制の隙間をぬって。フェイクを減らさないと。
ロシア国民へ。 「貴方が1日躊躇すると、事後の苦難が3日延びますよ」
        「こういう権力者を作った貴方方は苦を背負う責があります」
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最後プーチンをどうする

2022年03月15日 15時06分13秒 | ウクライナ侵攻
またまたウクライナ問題。
ロシアにもこんな女性がいたかという英雄が現れましたね。国営放送のニュース番組を乗っ取りました。今のロシアでは闇で殺されることも覚悟しないとできない行いでしょう。凄い、頭が下がります。またフィンランドに逃げた国民も相当数いるようです。プーチンさんがどれだけ情報統制してもしきれるものじゃないということ、しっかり見てて、「この国はおかしい」と判断してる国民が多くいることの証です。
ちょっとホッとします。西側からの経済制裁でルーブルが値下がりも始めてるらしいです。
さらに中国に武器の提供を依頼したり、シリアには金で命売ってくれる傭兵を募集したりと怪しい動きも見せてきた。
プーチンさん 自分の判断ミスに気付いて、焦りだしてるように見えるけど、どうだろう。
極端な暴挙にだけは出ないでもらいたい。「最後の理性」だけは保持してくれよ。

そうなってくると気が早いようだが、どういう形で落ち着くのかなを考えるのです。細かく絡み合ってくるところは解りません。でもプーチンさんがどうなるか、西側がどうするかは大いに興味があって、「こうだろう」は考えたくなる。
「20世紀的世界観、価値観の保有者」で「核保有国の最高権力者」という評価が共有されるんでしょう。となると「国際舞台からの追放」これが西側の一致した要求になるだろう。プーチンが失脚すれば現ロシアは解体するだろう。プーチンゆえに維持しえた体制だからだ。これが壊れた時に次を描ける国民力は今ないだろう。相当の「生みの苦しみ」が待ってるはず。20年かけて作った体制、僕の持論なら3倍の60年かかるのだが。そしてその苦労はロシア国民が払う代償だと思うのです。
ロシア国民がそういう歩みを始めるのであれば、世界中がやり過ぎの援助はしないこと、自力で立ち上がるのを見守る暖かい支えになるよう努めたいと思うのです。
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これも制裁の一つ しようがないかな

2022年03月11日 09時48分57秒 | ウクライナ侵攻
今日の朝刊  ロシアの世界的指揮者「ワレリー・ゲルギエフ」氏が西側での演奏の場を次々と奪われてる との記事が載った。僕はよく知らない指揮者だけど、記事では凄い人みたいですね。知ってる人ではソプラノの「ネトレプコ」 彼女も今年のメトロポリタンので「トゥーランドット」出演、来年の某予定 ともに(どう表現したらいいのかな?)拒絶、はく奪、キャンセル? されたようです。
主催者側は「明確な反プーチンの意志表明をしてくれ」と依頼したが、それが得られなかったことで、やむなく「降りていただいた」という経緯らしい。
「芸術」と「政治」 五輪同様「別でしょう」と捉えたいが、そうはいかんのが現代。特にかの国では芸術家も政治家の一助的に使われる、雇われる、保護される存在故にいたしかたないかな。芸術家も今めちゃくちゃ辛いだろうな。「反プーチンを表明した」がプーチンが残ったとなれば自分の身が危うくなるからね。芸術家自身が判断するしかない。我々がとやかく言えることじゃないだろう。そこで出した結論を含めてその芸術家を今後どう評価するかも我々個人に委ねられていくことなんだと思う。
では西側の主催者があたかも「踏み絵」のような対応に出てることはどうなのか? 僕はしょうがないことだと思う。決してその芸術家個人を否定してるのではない。「プーチン 君は間違ってるよ」の意思表示をどこで、どこまで、どうやるかの選択の形と考えるからだ。
こういう手段まで使わざるを得ない現実を憂うしかないのだろう。
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国、国民に怒らず、権力者とその体制に怒りを

2022年03月09日 09時57分03秒 | ウクライナ侵攻
今日もウクライナ。 朝刊に「プーチン政権を支える富豪」と題してロシアの超富豪達「オリガルヒ」の解説が載った。
読んでみて「かの国ならさもありなん」と納得がいく話。「オリガルヒ」ってギリシャ語で「少数者が権力を握る体制」のことだそうです。ある富豪は850億円のヨット、600億円の自家用ジェット機を保有してるらしいですよ。プーチンさん自身莫大な資産持ちなんでしょう。
6人が紹介されてるが、こういう一部の人間がプーチン政権と結託して都合よく国を動かし、巨万の富を築いて行ったらしい。
今欧米諸国はこの「富」の差し押さえにむかってるとか。オリガルヒの力を割くことで「プーチン政権」の力を削ごうとしてるようだ。
そうなんだ、我々が憎むべきは「プーチンとその一派。彼等が己のために築いた社会体制」だということ。決してロシア国じゃないし、ロシア国民ではないのだ。
ロシア国民に「我々は貴方を憎んではいない」という意志をしっかり伝えていくことが今もっとも必要なことなんだと思うに至った。「何となくロシアが悪い」では方策を誤る。
そこが国民同士で共有できてれば「北方領土問題」「サハリン石油ガス開発(サハリン2)の将来」「食料品の輸入(小麦粉では重要な輸入相手と思ったら、そうでもないんですね)」等々 一時は停滞しても、必ず好転するだろう。
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古い船を今 動かせるのは古い水夫じゃない

2022年03月08日 10時19分35秒 | ウクライナ侵攻
プーチンがウクライナに侵攻してもう10日以上になる。あくまでも私感だが、今の思いを。

結局プーチンさんには「大きな読み違い」があったんだろうな。ロシア内のいざこざ程度に考えて、軍を動かした。ところが全世界から、統制してきたはずの母国内からも、「他国への侵略」と解釈され、大きな反発がでた。本心は「えっ何だよ、この逆風?」だったんじゃないのかな。
「井戸の中の蛙」になってしまってたってことでしょう。20年以上もロシアTOPの権力者でいて、その地位の保守に奔走してるうちに世界的には自分の存在位置が小さくなってた。ウクライナが西側色を今以上に強くしたのではそれこそ窮地と捉え、蛮行に踏み出さざるを得なかった。
彼は50歳でTOPになって、それから20年その座にいた。国民にとっても「大きな不幸」につながったね。ここまで居座らせたロシア国民がその代償をこれから払うのは致し方無いだろう。本来苦を背負うべき人、国に正しくその重荷がかかって欲しいと願う。少なくともウクライナとその国民には苦があってはならない。現実はそうなってないようで、悲しさを誘う。

一個人が長く国の権力者として居座っていることの弊害を見ておきたい。
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プーチンの蛮行

2022年02月26日 18時49分57秒 | ウクライナ侵攻
どう見ても、どう考えても「人間とはこうも愚かな生き物なのか」の想いに行き着く。
国民を守るのでもない、国を守るのでもない、世界を守るのでもない、単に「己を守る」ためだけの蛮行です。自由主義圏がジワジワ大きくなり、昔の支配国がそっちに傾くことで自分の身が細っていく。さらに中国が台頭してきた。地球上で徐々に影響力が弱まっていることに気づいて、己が権力の座にいる時は、己が生きている間はその力を維持していたいという「自己保身」の行動でしかない。「悪あがき」とも言える。
一個人の保身のために「人を殺せる武器」を使うのは「蛮行」と呼ぶしかない。
「一個人」と「当人以外の周り(人間社会、自然 全て)」という構図を考える。「個人から周りに働き掛けるのが先で良いのか」との問いを立てるためだ。結論は「個人が先はありえない」ということだ。個人が引っ張る場面には至るだろうが、その前に個人が「周囲の営み」をくみ取る努力が必要だろう。「意のままにしていい」のではない。「世の意に従う」のだ。
私利私欲で使える武器を保持してる そこに人間の愚かさを見てしまうのだ。
ロシアの弱体化が早まったという結論につながるだろう。地球人の反応がプーチンの予測をはるかに超えてたものとなって噴出してきた。
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