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初白髪染め

2024年07月12日 11時10分36秒 | オペラに挑戦
人生初めての白髪染めに挑戦。 簡単に染まること、しっかり染まること、安価に驚き。

公演まで10日、ここまで来ると、歌、演技 そこはもうこれ以上の上達が望めない。
 「よし、これが最低合格ライン」と宣告されて、後は各自の上達意欲にお任せ でしょうがないわね。 全体の品質をあげるなら、別なところにまだまだ改良ポイントがあるんですよ。
先生たちの感心も舞台構成(家具、その配置、照明、色合い 等々)に移ってて、合唱団に対しても衣装についてのチェックに入ってる。僕の場合 衣装は最初っから燕尾服でと言われてるので悩みなし。ところが「若返り」が大いに問題。70越したおじいさんに20歳代をやれという。動きだって誤魔化せないのに、丸坊主の白髪頭じゃ200%爺さんでしかないでしょう。パスクワーレ爺さん以外は新世代の人間(若人)という構成にしたい演出としては僕の存在困るわね。こっちもそこは理解できるから「どうとでもします、どうしたらいいですか」と質問したら、「ともかく、公演まで髪切らない。それと白髪染めやって下さい」 ズバッと返事きたんですよ。
やるしかないし、これもひとつの経験。 どうなるのかな、うまく行くのかな いろんな心配をしながらさっきかみさんに助けてもらいながら染めました。

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確かに黒くなってますね。頭頂部の髪が薄くなってる箇所 これはどうしようも無い。染める物がないんだからね。 地肌も黒ずむんじゃないか? この頭頂部の肌が黒く染まったら変だよな の心配したんですが、上手くいくんですね。 まっ ここまでかな。
夕方 ソリストさんの練習があるので聞きに行く予定。なにげなく入場してみて、先生がどんな反応をするか。 ちょっと楽しみでもあり、「ここまでか」の失望を与える心配も。

劇中の人物になれた感がしてくる

2024年07月08日 10時01分27秒 | オペラに挑戦
公演までもう2週間。場面ごとの最終詰めに入ってる。土日と連チャンでしごかれてきた。
まず、今回の作品「ドン•パスクワーレ」は王侯貴族の時代が終わって、市民主体の社会に変わろうとしている時代。相変わらず昔文化で生きようとするパスクワーレさんを罠にかけて新時代を悟らせるという話。 我々合唱団はそんな社会変化を感じてはいるが、自分たちも絡めて進行してる「罠」には気づいてない、ただただ陽気。
演出家としては「古い物」と「新しい物」をしっかり対比で表現したいようで、70歳のおじいちゃんに対して我々は20歳代で構成したいらしい。 自分で役柄を考え、名前、設定年齢などを提出させられたが、ぼく、さすがに20歳とは書けず、せいぜい40です と書いたら、「ダメ、20歳の動きしてよ」とかえってきた。 そんなの絶対むりよ。
演技も ともかく忙し動き回ることを要求されてる。たかだか4分ほどの演技だが、「ダメ、もう一回」の連続で5回もやったら、間合いは膝に手をやってゼイゼイ。でもおかげで 劇中の人物になり切れてる時間が多くなっていくのが分かるです。もう「やけのやん八」で演技する「無心」がいいのかもな。
前にお話しした「決めポーズ」 当然教わったワンパターンで勝負するしかないんですが、だいぶ板に付いてきたようで評価いいですよ。ヨシヨシ。

そんなこんなでちゃんと練習するのは今度の日月の2日間だけ。後は舞台準備と演技だって微調整だけのはず。 大変だけど、面白く、楽しめるようになってきてる。 ここが魅力よな。

白州で演技構想

2024年07月03日 13時18分17秒 | オペラに挑戦
日曜日にハイレベル演技の要求が出、1週間で各自作ってきての宿題がでてる。今回の白州滞在はこれが一大仕事。
右は午前中の勉強結果です。            
訳詞本を見て、、本物舞台の動画を見ながら、どこでだれが何をどんなメロディで歌ってるのかを確認する。次にその場の自分はどういう気持ちでそこにいるかを決める。ならこう動いて、次にこうやってと演技を構想するんです。それを順次楽譜に書き込んでいったらこうなった。
要するに、なにがどうなってるのやらわからん状態なんですよ。この方向で話が決まったのかなと思った瞬間、別人が「こうだろう」と言い出して、ただただ混乱。でも最後は種明かしがあって、納得できるという流れです。そんな場面に遭遇した時あなたはどんな行動をしますか? という分析ですね。

ハイレベルの演技要求

2024年07月02日 08時36分45秒 | オペラに挑戦
日曜日の練習で最後の「大どんでん返し」場面を初めて指導された。我々歌はほんのちょっと、外すと歌わずに幕が降りるになりかねないくらい。だから歌じゃなく、演技なんですよ。先生はこう言う。「ここでキチンと意味ある演技をしないと、この演目は2時間何やってきたかわからん作品、最後の10分で決まるんです。」
ぼくも心配なんです。「たださえも詐欺話。お客さんも最後なんでこう言う結末になるのか、キツネに摘まれたみたいになりかねない。」  僕自身今だにこのストーリーが納得できてない点があるんです。大きいのは時代背景だろうけど、単純に男と女の駆け引きとしても、「まさか、そんな」なんですよ。
そこをお客さんに「なるほど」と理解してもらえる演技をしろ といわれてるわけです。
ネタバレにならない程度に。 
まず我々執事召使いもやってる、起きてる事が狂言だとは知らないわけです。それがたかだた5分ほどの間に天と地がひっくり返るような急変。 理解できたり、考えたり、悩んだり、そこに己の欲が絡んで、思いは行きつ戻りつ。場の進行からちょっと遅れて真実を理解していく この演技を要求されてるんです。ここを上手くやればお客さんは字幕を読まなくてもストーリーがわかるんだと先生は言う。
いままで無い ナイーブでデリケートな演技でしょう。 狂言から真実に近づいていく状況変化の理解だけは全員共有したい でLINE使って意見交換を始めました。金曜日まで。
その上でそれぞれがどんな反応演技をするかを考えようとしてます。

声帯のアンチエイジング

2024年06月30日 10時22分10秒 | オペラに挑戦
座間市の文化事業として昨夕「耳鼻科医から学ぶ音楽と医学」という講演があり、今更得るものはないかもしれないが、一つでも二つでも参考になればと思って、聴きにいった。
講師は実際に耳鼻咽喉科で医師をされてる竹田数章いう医師、この方音楽一般、楽器の趣味もなかなかな方で、講演の最後に雅楽で使う横笛なのかな、演奏してくれました。(予定には無かったが、ある事情が発覚して)
話は先生の専門性が広くて深過ぎるんでしょうね、1.5時間ではかえって中途半端になったかなの印象だったが、面白く聞いたのは
 ・ 声の原動力は呼吸の呼気。声帯でその空気を振動させる。
    (振動した空気を口腔、舌、歯の形を変えて音色を付ける。)
 ・ しかし、肺の筋肉には膨らませる、縮める能力は無い。
 ・ 肺という風船を広げるしかない。
 ・ 広げるために周りの膜(いろんなところにある)を変化させるしかない。
 ・ 一番効率良く広げるのは横隔膜。
 ・ 肺に一杯空気をいれたいなら、「吸う意識」じゃなく、
   横隔膜を下げる意識で が大事。
 ・ 空気の取り込み口は 口より鼻が効率的。
 ・ 横隔膜の緊張を解放すると、空気は一瞬で出てしまう。
 ・ だから 横隔膜の緊張を保つ訓練をすること。ロングトーン30秒。

声楽で使う体の機能としてはわかったような。 普段歌先生がしつこく言ってることにちゃんと通じてる。
「吸う意識」じゃなく、横隔膜を下げる意識=お腹が前に突き出る やはりこれをキチンと体現して歌うことと再認識した。こうすると口開けなくても肺は瞬時に満タンになるものですね。
既に自分の物になってる「悪癖」を矯正できるかどうかだな。

とうとう手取り足取り指導

2024年06月24日 08時10分04秒 | オペラに挑戦
先週の稽古から本格的立ち稽古になり、出だしの1分間は運動会のごとく走り回る演出だとわかった。体がついていかない不安はあるが、そこは今更で、bestをつくしかない。
次に不安を思ったのが衣装。 燕尾服着て、執事風な演技の要求。普段履き慣れない革靴、細めでスマートに作られてるズボンであれだけ動けるか、舞台で足音がバタバタしないか そこは確認しておかないとと思い、昨日の練習、靴とズボンを履いて稽古した。
まぁまぁさして問題は無さそうということで一安心。ついでにだ、タイトにできてる上着も一度確認しておいた方ががいいだろうと思い、次回30日には上も着てみようと思う。もう公演まで1ヶ月ないわけで、演出先生にぼくの衣装イメージを見てもらっておくのもいいことでしょう。
前回の稽古報告で、演技途中で女性は男を誘惑するポーズ、男は強く素敵な男性のポーズを決めて、10秒程静止する場面があることを書きました。先生はこの場面にいたく執着してて、各自自分のポーズを決めてくるよう宿題にしてた。しばし各自のポーズチェック時間があり、僕も当然やらされた。 「岳ちゃん違うな、何かもっとないの」と不満らしい。あれこれ変えてみても「よし」が出ない。先生から「右足はこうしてさ、左はこう置こう。次左手をこうして、右手をこうやったら」と舞台の僕に客席から詳細指導。 「うんうん、いいんじゃない。」「そうだな、右手さ頭に持っていって、髪をなぞるように動かしみて」「いいじゃん、それでいこう」。
丸坊主頭の僕「髪ないんですが」と笑いをとったところでぼくの決めポーズが決まりました。
はっきり自覚したね、こういう才が無いことを。 「やって」と言われても真似する元がないから何も出来ない。次に自分を客観的に想像する能力がないんですね。 この2つが無いのは致命傷らしいです。
役者さんて人がするポーズのあれこれを日頃観察して整理して絵として頭に収納してるんでしょうね。それと長年演出家から叱咤されまくって、自然と「自分の姿」を客観的に見る能力が備わってるんですよ。この2能力が備わって、初めて役者なんでしょうね。
舞台に立てばいろんな人になれるじゃん なんて考えてたけど、甘かったと今頃悟りました。

歌じゃなく、踊りの演目

2024年06月17日 16時51分19秒 | オペラに挑戦
一昨日、昨日2日続けて立ち稽古。いや〜今回のドン•パスクワーレは疲れる演目ですは。
どんな動きで、どれだけ疲れるかがわかってきたところで、先生が「今回の演目は歌じゃないの。踊りで役柄を表現する演目なんです。」ときた。「踊り」と表現したからね。
あまり書いちゃうとネタバレになっちゃうのでほどほどにしておきますが、最初の出番、たった2分程の演技なんですが、セリフに「Non posso reggere rotte ho le reni」とあって、「もう疲れて動けんよ」と言ってるんですが、まさに「そうだ」と思わせるだけの動きをし続けるんです。過去の演目では「歌わない時は動いて、歌になったら止まって、指揮者見て、しっかり歌いましょう」と教わってきたのに、今回は全く逆です。僕にとって歌はもう悲鳴です。指揮者なんて見てられない(それでも先生は横目で見届けてる冷静さをと言うのですが)から、歌い出しが綺麗の揃うなんて無理です。歌落ち無しも考えられない。
この場面やるたびにダメ出しが出て、「よし、もう1回」で5回もやったらヘトヘトでした。
「20歳代の若者だからね」もきつい。 いやいや後期高齢者になろうとしてるおじいちゃん どう頑張ったって50歳まででしょう。できないことを無理してやっても、かえってみっともない動きになるのはわかってる。先生だってそう言いながらも、あるレベル以上は期待してないと思うけど。違うかな? 60、70の年寄り集団だぜ。
動きの静と動、小さく固まるのと舞台一杯に分散してるのと、歌声のフォルテとピアノ、男女の掛け合い そんな対比感を表現して「お笑い」を作る それが使命のようです。
ある場面 女性は男を誘惑するポーズを、男性は「おれを誘惑するのか」と強がるポーズを の要求が出てます。珍しく先生 今回はわりと強烈な、卑猥な単語を使って「もっと大胆に」と女性に言ってます。男には中世の美術品に描かれてる凛々しい立ち姿を勉強してきて、何パターンか今度やってもらうから と宿題をくれました。 こういうのが一番苦手なんですがね。
今回は今回でまた別の辛さに悩むのかな。 やろうとはするんだが、身のこなしがそうはならない、中途半端だからより不細工になる これはもう僕のキャラなんですよ。役者はできないというキャラ。 一朝一夕に治るもんじゃないな を強く自覚してるんですが。
朝ドラを見てます。 「役者さんは凄いわ」と感心する毎朝です。

男性助っ人が来た

2024年06月03日 17時53分28秒 | オペラに挑戦
昨日の歌練 男性の助っ人が4人、女性が2人来てくれた。お願いしてるのは男性が10人ほど、女性は昨日の2人だそうだ。みなさん顔見知り、公演のたびに助けに来てくれる若人。
僕ははるかに年上だし、一応正式な団員だから、丁寧な挨拶をくれる。「今年もご一緒させていただきます。よろしく。」みたいな。 嬉しいね、挨拶をくれること、またこの上手い仲間と歌えることがね。
歌ってても美しいテノールが絡んでくる感じがいいし、同じメロディーを歌ってくれる、しっかりしたバリトンがいる これは大きな安心感。今までの「男一人だけ練習」と雲泥の差。
どんな響き、合唱になってるのかは中で歌ってるとわからんものです。前でピアノ伴奏してる「なぎさ先生」に聞いてみると、いかにも「そりゃ良いわよ」と言いたそうな笑みを作ってた。 伴奏だって合唱からもらう熱でよりやる気になるというものでしょう。
いつもはただただ厳しい先生も褒めはしない、でも「これが最低線の合格点」と感想してた。合唱団の熱も上がったんだろうな。初めての合格点。
今回の演目はそんなにポピュラーじゃない。助っ人さん達も経験がないらしい。軽く予習はしてきてるんだろうが、譜面見ながらだけどガンガン攻めて歌ってくる。やはりプロだね。こうやって3、4回練習すると覚えちゃうんだろうな。ぼくは詞とメロディー覚えるのに5ヶ月かかったというのに。しかたないか。
先生が考えてる演出も少し聞かせてくれる。そして次回からは立ち稽古。最高に楽しい時間がやってくる。 小ホール、軽い演出ということで、バミリする量もそんなにないらしい。

今回は要求が高い

2024年05月26日 14時01分36秒 | オペラに挑戦
昨日今日と連日の歌練。 公演1か月前なのに、まだ立ち稽古に移らない。 小ホール公演だから大きな演出がない、合唱団が周りと絡んでどうこうするという場面が少ないというのが理由かもしれないが、昨日の指導具合から察するに、「もっといい歌を、芸術と聞ける歌を」と先生は考えてるらしい。 こうまで言ったよ。こんなのは初めてだと思う。「この歌劇はしっかりコントラストを表現できるかどうかなんだ。今の情景を合唱でお客さんに感じてもらえなかったら作品にならんのよ。お金払って観にきたお客さんだよ」「この場面でその熱の無い歌はほしくないね」。 厳しかった。 でもそうかも。 この作品自体有名じゃない。内容を知らない人が多いはず。となればいかに歌でうっとりさせられるかが勝負かもな。
男性バリトン僕一人なもので、先生の熱を100%請け負わんといかん。 セレナーデを歌う場面なんかは何度聞かされてもあんな風には歌えない。「照れ」がどうしても入っちゃうというのは理解してるが、もうそれ以前の歌い方、声の出し方、伊語の発音 これら全部を疑ってかかるほどの落ち込み状態。 初めて「辛い」を感じた。 
個人的にはこんなことを指摘された。 「一つのフレーズの中で音色がいろいろ変化する。それは求めてるベルカントじゃないのよ。器用なんだろう。そうやって歌ってきたんだろうね。できちゃうんだね。でもそれではない。」 こう言われるとどう対処していいのやら。「僕は声楽なんてやってきてないもの」と愚痴も言いたくなる。 情感を入れようとすればするほど音色が変化してるんだろうな。 50年以上歌ってきた中でそんな器用な癖を身につけちゃったんだろうね。それは案外 楽な=手抜きした歌い方なのかもな。
昨日指摘されたことの全ては所詮無理だね。先生だってわかってるはず。 一つでも二つでも「やってるな」を感じさせたいものだ。 夕方 また頑張るぞ。

燕尾服が使える

2024年05月15日 10時10分28秒 | オペラに挑戦
公演まで2カ月、毎回そうなんだがこの時期になると衣装はどうするんだ? と考え出す。ある意味、歌以上に面倒な話なんです。そりゃそうでしょう、うちの先生は「原作により忠実に」が信条らしいのでね。 そうなると、1850年頃の舞台設定になり、そんな時代の衣装指定が出るわけ。衣装は自分持ちだから厄介なんですよ。
昨日先生から「今回の衣装はこんなイメージで」と絵、写真が送られてきた。今回の役回りは贅沢三昧をする新婦が身の回りの面倒を見させるために雇った給仕、メード、召使い、執事、使用人といった役。 家の中でバタバタするようなので、「あのブレザーにあの帽子かぶればいいか」くらいは考えてた。あるもので間に合わせたいからね。
昨日来た指示は大勢いる女性用が主。男は僕一人(本番では助っ人さんが来ますよ)だから、僕には「こんな風に」というイメージじゃなく、「岳さんはあの燕尾服」と指定できた。
まず驚いた。 何! なんで燕尾服なの? 「イメージ違うんですが」と返事したら、「高貴な執事を演じて」と返ってきた。この作品に立ち向かう姿勢が変わってしまった。新婦の気まぐれで急に雇われた街の人じゃダメで、この道のプロ中のプロでなくてはならんのか。
先生は知ってたんですよ、僕が燕尾服を持ってること。 2021年にやった椿姫の時に作ったからね。 その意味では「燕尾服の利用機会」を作ってくれたとも言えるんです。 
こう指示されたら一気に楽になったね。衣装でもう悩むことはなくなった。問題は似合う「高貴な執事」になりきれるかどうか。こっちが問題か。
3年間仕舞いっぱなしになってた燕尾服をまた使える。どうしてもあった「後ろめたい」気分がちょっと軽くなるかな。