劇中の人物になれた感がしてくる

2024年07月08日 10時01分27秒 | オペラに挑戦
公演までもう2週間。場面ごとの最終詰めに入ってる。土日と連チャンでしごかれてきた。
まず、今回の作品「ドン•パスクワーレ」は王侯貴族の時代が終わって、市民主体の社会に変わろうとしている時代。相変わらず昔文化で生きようとするパスクワーレさんを罠にかけて新時代を悟らせるという話。 我々合唱団はそんな社会変化を感じてはいるが、自分たちも絡めて進行してる「罠」には気づいてない、ただただ陽気。
演出家としては「古い物」と「新しい物」をしっかり対比で表現したいようで、70歳のおじいちゃんに対して我々は20歳代で構成したいらしい。 自分で役柄を考え、名前、設定年齢などを提出させられたが、ぼく、さすがに20歳とは書けず、せいぜい40です と書いたら、「ダメ、20歳の動きしてよ」とかえってきた。 そんなの絶対むりよ。
演技も ともかく忙し動き回ることを要求されてる。たかだか4分ほどの演技だが、「ダメ、もう一回」の連続で5回もやったら、間合いは膝に手をやってゼイゼイ。でもおかげで 劇中の人物になり切れてる時間が多くなっていくのが分かるです。もう「やけのやん八」で演技する「無心」がいいのかもな。
前にお話しした「決めポーズ」 当然教わったワンパターンで勝負するしかないんですが、だいぶ板に付いてきたようで評価いいですよ。ヨシヨシ。

そんなこんなでちゃんと練習するのは今度の日月の2日間だけ。後は舞台準備と演技だって微調整だけのはず。 大変だけど、面白く、楽しめるようになってきてる。 ここが魅力よな。
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