走っているというのはすでに適当では無い

まるで空を飛んでいるかのような犬の写真

　ように見えるというのは物理的事実かもしれないが、たぶん彼（彼女）らは本当に飛んでいるのだと思う。きっと走るのがまどろっこしくて羽がなくても浮いてしまうのだ。

牛丼以外でもいいんじゃないの

吉野家値下げ競争で赤字
　僕以外の人でもおそらく書いていることとは思うが、この戦いは不毛なんじゃなかろうかという気がしないではない。もちろん安い食い物の象徴なのであるから安いほうが偉い(強い）ということになるのかもしれないけれど、安さの競争をすれば、最終的には肉やお米の原価まで価格が落ちざるを得ないところまで落ちるはずである。ひょっとすると原価割れということで赤字なのだろうか。計画上はそうでなかったかもしれないが、結果としてそのように過酷だということなのだろう。
　僕自身は牛丼に対してまったく思い入れが無い(あれは九州の食いもんではなかろう。どうしてもお子様向けというか、食べて後悔してしまう類の味だ）から思うのかもしれないが、牛丼以外の商品を開発する以外ないのではないか。店の名前自体が商品の代名詞となっていることと、キッチンの構造上、別の商品の開発が難しいのかどうかよく分からないが、つぶれるまで戦い続けるより、戦法を変えてやるより無い状況のように思える。それがどういうものか分かれば苦労しないが、メガ何とかで話題になったことを思うと、そんなような路線であるとか、昼だけでない商品ということでもいいように思う。どうせ長時間開店しているところが多いようだから、おでんや韮とじなんかで一杯やれる店になれば、個人的に助かる。
　馬脚をあらわして白状すると、遅くまであいているくせに酒が飲めないので、僕は個人的にこの系統の店が嫌いなのであった。早いところ悔い改めていただきたいという希望なのであった。