カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

いつもと違うせいだ

2007-07-17 | 雑記
 そういえば小浜で見た台風の風に少なからず違和感を持ったわけだが、なんでだろうとしばらく考えていた。小浜観光ホテルの窓から見える海側の風景の、右から左に風が吹いていたせいだと、後で気づく。それもその風の方向は終始変わることがなかった。台風の渦巻きは北半球では左巻きになるらしい。水の渦についても同じだという人があるけれどこれには異論もある。しかし脱線するので今回は割愛。
 さて、僕の自宅は南向きに立っている。台風がやってくると風は大抵左から右か、正面からという場合が多く、もちろんこれは上陸したからそうなる。通り過ぎる時に逆になる場合もあるが、その道理ももちろん当然。地図で確認してもらうと分かりやすいことだけれど、台風の渦巻きが左巻きだから、風の方向は自然とそうなる。
 僕の違和感はホテルからの風景がいつもの風向きと違ったためだが、もうひとつの誤解は、ホテルの窓の向きを勝手に南向きと思っていたせいもあるのだと思う。島原半島の位置関係で、小浜を南側だと思っていたふしがある。夕焼けの名勝地であるのだからその間違いに気づくべきであったが、大きな窓は南向きという感覚がそういう認識の邪魔をしたのではないかと思う。勝手なかんちがいであるけれど、これで認識を改めることができた。今回は台風がそれたせいで、風も一方方向のみであったということだ。自然現象と報道が正しかったということが分かっただけで、なんとなく嬉しい。
 しかしながら、自然の猛威は続いているわけで喜んでばかりもいられない。今度は今回の地震の亀裂はどのような断層を描いているのかが気になる。2004年の中越地震と関係があるのだろうか。詳細はもう少し後になって確認しなくてはならない。
コメント
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