ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

Q 13「見直しをすると、逆に間違えてしまう?」

2013-01-11 | 塾と勉強 Q&A

◆◇◆塾と勉強 Q&A 13◆◇◆

Q 13「見直しをすると、逆に間違えてしまう?」

A 13「それは、見直しすることが悪いわけではありません」

「見直し」とは、テストを一通り解き終わったあと・・・。
本当に正解しているかどうか、自分の答えを確認し直すことです。
私は、見直しは大切だと思います。

できる子どもの特徴のひとつは、見直しをすることです。
ここでいう、中学生のできる子どもとは・・・。
北辰テストの偏差値が【SS 65】以上くらいでしょうか。

できる子どもは、一通り解き終わったとしても・・・。
時間がある限り、見直しに時間を使っている印象があります。

「ああ~、これホントはわかってたのにい★」
だから、あとからそんなことを言うことがありません。
その結果、【SS 65】以上取れているという流れです。

【SS 60】前後だと、まだ見直しが甘い気がします。

北辰テストの過去問を勉強して、私がマルを付けていると・・・。
「これは、できるだろ~★」
そんな問題が、2問くらいあることが多い気がします。

「よく読めば、見直しをすれば、本当はできた」
そんな種類の間違いをなくして、精一杯の点数を取ることです。
それには、見直しが最適だと思いますね。

さて、【SS 40】台のできない子どもの場合です。
何とか一通り解いて、終わりになることが多いでしょう。
とにかく、解答欄に何か埋まれば終わりだと★

何か埋める努力はよいと思います。
でも、時間がまだある場合は、やはり見直しをすることですね。

知識とは別に、問題文、グラフや表の見間違えはあります。
それは、よく読めば、よく見ればわかることだったりします。
「何か埋めて終わり」から、一歩前進してほしいですね。

さて、こんな話をすると、決まって言われることがあります。
「見直しをして変えたら、逆に間違えた。見直しは意味がない」
・・・まあ、確実にできない子どもから言われますね★

でも、ここで問題なのは、見直しではありません。

問題なのは・・・。

子どものアイマイな知識
子どものアイマイな計算力
子どものアイマイな表現力

結局、何が正解かわかっていない本人ということです★

だから、自分が書いた答えを見直したときにブレる。
「あれ? さっきはいいと思ったけど、ホントは違うっけな?」
こんな感じでしょうか。

そもそも、正解(やり方)はわかっていないわけですから・・・。
その結果、迷って最初の答えを変えてしまう、別の答えを書く。
そして、間違いになってしまう・・・。

子どもの知識、計算力、表現力が、しっかりしている場合は・・・。
おそらく、こんなことはありません。

見直しをして、最初に書いた答えが違っている場合です。
「おお~、アブナイところだった。よく読んでなかった」
そして、正しい答えに書き直すことでしょう。

見直しをして、最初に書いた答えで間違えない場合です。
「よし、問題文と図を見直したけど、やっぱりOKだな」
これは、そのまま直さないで次にいくことでしょう。

これで、見直しそのものは悪くないということがわかりましたか?

大事なのは、自分が正解か間違いかを区別できること。
つまり、普段の勉強をしっかりしておくことですね。
その上でなら、見直しの重要性がわかっていると思います。

ただ、どんな学力であれ、単なる見間違いということはあります。
これは、知識がなくても気がつく間違いということです。
ここでも、見直しで2問くらい正解が増える気がしますよ。

どんな学力であれ、見直しをして・・・。
自分の精一杯の点数が取れれば、ひとまずよしとしましょう☆

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