写真は、150228、中3入試直前講座です。
埼玉県公立高校入試(学力検査)が、150302に迫りましたね。
アビット新白岡校では・・・。
150228、中3入試直前講座を行いました。
過去問の難しいところも、改めて扱いましたよ。
問題「カップA~カップDの水の温度が高くなった順に並べ、A~Dの記号を書きなさい。また、そのような順になった理由を、数値を用いて説明しなさい。なお、水は同じ温度で同じ質量。2.0Vの電源の電圧は同じ。電圧を加える時間も同じです」
近年の埼玉県公立高校入試では・・・。
白いフリー・スペースに記述をさせる問題が目につきますね。
これは、本当に理解していないと書けない問題です。
問題によっては、カンペキに書けるとは限りません。
特に、数学の後半の問題ですが★
途中まででも、わかるところまででも、なにかしらでも書いて・・・。
部分点を狙いましょう。
主に、「表現力」というものを試されていますよ。
さて、解答を見ていきましょう。
温度が高いということは、熱量を思い出しますね。
熱量の公式は、「熱量(J)=電力(W)×時間(秒)」です。
ただ、この問題では時間は同じですから。
電力だけ見ればよいのです。
電力の公式は、「電力(W)=電流(A)×電圧(V)」です。
電力が大きいものほど、より水の温度が高くなりますよ。
図2は、直列回路です。
問題文と図から、わかる情報を確認していきましょう。
● 全体の抵抗 4Ω+1Ω=5Ω
● 電源の電圧 2V
● 全体の電流 2V÷5Ω=0.4A
直列回路の場合は、電圧はそれぞれ違いますね。
まず、それぞれの電圧を出してから、電力を求めましょう。
オームの法則「A×Ω=V」が必要になります。
カップAは・・・。
→ 0.4A×4Ω=1.6V
0.4A×1.6V=0.64W
カップBは・・・。
→ 0.4A×1Ω=0.4V
0.4A×0.4V=0.16W
図3は、並列回路です。
問題文と図から、わかる情報を確認していきましょう。
● 電源の電圧は2Vで、各カップの電圧も2V
並列回路の場合は、電流はそれぞれ違いますね。
まず、それぞれの電流を出してから、電力を求めましょう。
オームの法則「A×Ω=V」が必要になります。
カップCは・・・。
→ 2V÷1Ω=2A
2V×2A=4W
カップDは・・・。
→ 2V÷4Ω=0.5A
2V×0.5A=1W
答えは、「C → D → A → B」となります。
↑確認してみてくださいね。
難易度としては、それほど難しくはありません。
でも、「数値を用いて説明」といわれると、ひるんでしまうかも★
マイナスの思い込みをなくして、何でも書いていきましょう。
中3生は、原則これで最後の指導となりますね。
これで、みんなと一緒に勉強することも終わったのか・・・。
私は数日間寂しいですが、中3生にとっては旅立ちの日ですよね。
平成26年度(2014年度)、アビット新白岡校の中3生では・・・。
北辰テスト3教科の偏差値が、【SS 70】以上の子どももいました。
成果が出ると、私も嬉しかったです♪
150302の埼玉県公立高校入試(学力検査)本番、期待しています☆
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