◆◇◆『「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの法則』和田秀樹〔わだ・ひでき〕著(大和出版)より◆◇◆
まじめで慎重である人ほど、考えすぎて損している!
はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。
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②帰国子女が英語で失敗する理由
帰国子女は、英語がしゃべれる。
だから、英語以外の苦手な勉強に時間をかけることがある。
しかし、そうすると不合格になってしまう。
苦手なことは、やっていても楽しくない。
苦手なことは、時間をかけたわりに成果が上がらない。
苦手なことは、受験期だけ時間を増やしても急に伸びない。
そして、得意なはずの英語も点数が落ちてくる。
英語がしゃべれて、それなりに読解できるのと・・・。
英語の試験で点数が取れるのは違うからだ。
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『中学受験を成功させる母親はここが違う!』橋本和彦〔はしもと・かずひこ〕・著(大和出版)を読みました。
そこにも同じようなことが書いてありましたよ。
少し読んでみましょう。
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その(苦手教科を勉強する)期間は、それ以外の教科の勉強時間が減ってしまうわけですから、最悪の場合、苦手教科の成績がいっこうに上向かないうちに、得意だった教科の成績がガタ落ちして、全体の成績までダメになってしまうということさえあるのです。
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書籍からの引用は以上です。
苦手教科の勉強に、こだわりすぎないということが大切なようですね。
そして、得意教科は得意だからできるというわけではありません。
今まで、自分に合った質と量で勉強している。
そして、それが身についているからこその得意教科なのです。
それを勘違いしていることがありますよね。
「得意だから、勉強しなくても大丈夫」などと思っていると・・・。
足をすくわれるかもしれません★
とはいえ、苦手教科は気になるものです。
対策としては、夏休みなど長期の休みを使うことでしょう。
そこで勉強していきましょう。
学校での進行が止まるときがチャンスです。
場合によっては、以前の内容から戻って勉強し直すといいと思います。
特に、算数、数学、英語など・・・。
過去の内容ができなければ、未来の内容もできない教科についてですね。
また、どの入試問題にも独特の傾向があります。
● 「得意教科だから大丈夫」
● 「北辰テスト(埼玉県の高校入試模試)がよかったから大丈夫」
● 「個別相談で大丈夫と言われたから」
そんな感じで慢心しないで、過去問を解いてみることですね☆
「いい流れが来ているときほど、酔わず、驕らず、浮かれずという感覚を保持するべきなのです。勝利の酔い――それこそ敗北の序章です」
(林修〔はやし・おさむ〕 予備校教師 著書『いつやるの? 今でしょ!』より)
・・・次回へ続く。
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「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣 (だいわ文庫) |
和田 秀樹 | |
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