ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人』レポ(5)

2015-02-13 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人』勝間和代〔かつま・かずよ〕著(小学館新書)より◆◇◆

「なりたい自分」になるためには、どうすればよいのか?

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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知的な継続した興味

学校の勉強には、問題点がある。
「なぜ勉強をしているのか」という内的な動機づけが薄い。
そうすると、勉強はつまらないという印象になる。

自分が好きなものなら、勉強は楽しい。

興味あることの勉強を続けると、範囲が次第に広がってくる。
そこで、なぜ勉強するのか、それぞれの教科にどういう意味があったのか。
それが理解できるときが来る。

国語は、言語能力の勉強。
数学は、概念操作の勉強。
理科は、科学の証明の勉強。
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目の前のことが楽しい、もしくは好きだ。
本当は、これが理想ですよね。

楽しいこと、好きなことは熱が入るし、続けることもできます。
そしてうまくできるようになると・・・。
さらに楽しく、好きになりますよね♪

ただ、義務教育時代の勉強は・・・。
理想通りにはいかないことも多いと思います。

以前私は、ある成績のよい子どもに聞きました。
「すごくできるけど、(学校の)勉強が好きなの?」
ある子どもの答えは、「特に好きというわけじゃない」でしたね★

それでも、できる子どもは知っているのです。
「これをやっとかないと、自分の希望が叶わなくなるな」ということを。

したがって、義務教育時代の勉強は・・・。
「目の前にあることに、しっかり取り組んで身につけられること」
これができるといいと思います。

それを繰り返していると、周囲からほめられ、認められます。
「できると楽しい。ほめられるし。やる気も出た!」
そうなると思いますよ。

できない子どもは、この逆ですよね。

● 「好きじゃないから」
● 「興味がないから」
● 「つまんないから」
● 「もう捨てた」

私の経験から考えると・・・。
自分の取り組みが悪いのを、「好き・嫌い」で逃げているようにも思えます★
もちろん、近い将来のことも考えていません。

そんな子どもは、中3も半分過ぎた頃に・・・。
「やっぱり、このくらいの高校には行きたい」
そんな夢のようなことを言い出します★

そうならないためには・・・。
周囲の大人のよりよい対応、動機づけ、目標設定。
それらが必要になると思います☆

「学歴はなくてもいいが、学力はなければならない。そこを混同してはならない」
 (盛田昭夫〔もりた・あきお〕 ソニー創業者の1人)

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高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人(小学館101新書)
勝間和代
小学館
コメント
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