120225の新聞に「大学生 数学力足りない」が載っていました。
社団法人日本数学会が、国公立私立の48大学に依頼。
大学1年生を中心とした5934人にテストを解いてもらいました。
「テスト低調 証明問題が苦手」とあります。
新聞記事では、「平均」の問題は、正答率76%。
小5~小6くらいの問題だと思います。
まあ、これは正解者が多いとも言えますよね。
次に、「奇数+偶数=奇数」の理由を説明する問題は、正答率34%。
中2の初めに勉強する問題です。
文字を使うのですが、正解者が減りましたね。
さて、最後に正答率8%という問題がありましたね★
新聞記事内では、これがイチバンの難問でした。
その問題とは・・・。
問題「目盛りのない定規とコンパスを使って線分を3等分する方法を説明しなさい」
・・・こんな問題でした。
↑板書すると、これだけですよ。
基本的には、中1で勉強する「平面図形」の内容です。
その中の、コンパスの作図ですね。
同じ条件で「線分を4等分」ならカンタンなんですけど。
あと、小6で勉強する「拡大図と縮図」の内容も少し絡んでいます。
できあがった図形は、拡大と縮小のネタですからね。
だから、小6くらいなら納得するかもしれません。
↑正解の一例は、ザックリ言うとこんな感じです。
①ナナメの半直線を引く
②コンパスで一定の幅を決めて、ナナメの線を3回チェック
③3つ目のチェックと、線分の右端をつなぐ
④2つ目のチェックから、つないだ線の平行線をかく
⑤1つ目のチェックから、つないだ線の平行線をかく
中学生のほうが、できるかもしれませんね。
アビット新白岡校では・・・。
授業前に、新聞ネタを紹介することが多いです。
それをもとに、自分の意見を言ってもらいます。
このネタも全学年に話してみましたよ♪
さて、正解者は出たのでしょうか?
・・・それは次回ラストで。
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