◆◇◆『13歳からのシンプルな生き方哲学』船井幸雄・著(マガジンハウス)より◆◇◆
学校では教えてくれません。社会に出てからでは遅すぎます。
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
---------------------------------------------------------------------
⑤逃げずに、目の前のことを一所懸命にやる
どんな現実でも、自分にやってきた問題には、逃げずに立ち向かわなければなりません。
うまく立ち回って自分がやらずにすんだと思っても、逃げたことは必ず後になって追いかけてきます。
しかもその場合、同じ問題がさらに大きくなって自分のところにやって来るものです。
このように考えていくと、人生を上手に生きるには、目の前に来た自分のやるべきことをとにかく一所懸命にやることだとわかります。
逃げたり、策を練ったりする暇があったら、とにかく命がけで目の前のことをやってみましょう。
「使命を知るにはどうすればよいでしょうか」と聞かれることがよくあります。
私はいつも、「使命を早く知りたければ、長所を伸ばし、目の前に来たことに一所懸命に取り組むこと」と答えています。
---------------------------------------------------------------------
今の学生さんは近い将来・・・。
自分の考えていた仕事とは違う仕事に就くことがあるかもしれませんね。
でも、そこで投げやりにならないことです。
大切なのは「どこに入ったか」ではありません。
「入ったところで何をしたか」です。
「ホントはやりたいことじゃないから」
そんなことを言いながら目の前のことに真剣に取り組まなければ・・・。
自分の評価は下がるだけです。
「やる気のない人は、ここに必要ない」となるかもしれません★
「これも何かの縁だから、ここで認められるような仕事をしていこう」
このように考えれば、目の前のことに真剣になれると思います。
周囲に認められる仕事をして、自分の意見が通りやすくなるかもしれません。
「目の前に来たことに一所懸命に取り組むこと」
学生さんは、今は勉強でその訓練をしているのだと思います。
小中高の勉強は・・・。
幅広いイロイロな考え方・知識を吸収するチャンスでもあります。
「この教科はキライだから」と言いながら・・・。
目の前にあるものから逃げていることはありませんか?
それは、あなたの評価を落とすものになるかもしれません。
近い将来も「この仕事はキライだから」と言っていないように。
目の前に来たことに一所懸命に取り組んでいきましょう☆
・・・次回ラスト。