カントリー ヨーデルについて(1)
ヨーデルが好きな女の方でしょうか 自身でもヨーデルを歌ってらっしゃる方でしょうか……私のブログに応援をいただきました、嬉しいです😁
折角ですから Country Yodel について私が知る範囲で載せてみようと思います。
昔からアメリカのカントリー&ウェスタン音楽の世界ではヨーデルを得意としていたカントリー歌手がいました。アメリカは移民の国ですからヨーロッパからの伝統や影響が多々持ち込まれてアメリカ独特の形で発展していったものがたくさん見られます。 小さいことだけどヨーデルもそんな中のひとつと言えるかも知れせん。
私が初めてカントリー系のヨーデルを聴いたのはスリム・ホイットマン( Slim Whitman 1923年フロリダ州出身 2013年亡 ) が歌った ”I'm Casting My Lasso Way-up To The Sky(大空に投げ縄を放れば) “ という曲でした。彼がまだ駆け出しの頃RCAレコードに録画したものが秀逸で、アップテンポの軽快な曲で この曲でいっぺんでカントリーヨーデルが好きになりました。
その次に聴いたのはエディ・アーノルド ( Eddy Arnold 1918年テネシー州出身 2008年亡 ) が歌った “ Cattle Call ” で、カウボーイ ソング系の曲でした。牧歌的なゆったりした曲ですがアメリカ西部のカウボーイ の世界がロマンチックにうかがえるような歌でした。ヨーデルは専門ではないですが上手ですね😁
カントリーを幅広く聴くようになってからはもっと遡ってエルトン・ブリット ( Elton Britt 1914年アーカンソー州出身 1978年亡 ) の “ Chime Bells “ なども聴くようになりました。この人のヨーデルは曲によっては驚異的な息の長さでビックリします。私は今の時代においても最高のヨーデルだと思っていますが、忘れられた存在になっているのが残念です🤣
“ She Taught Me How To Yodel ( 彼女が教えてくれたのさ .) ” とか “ Alizona Yodeler “ などを歌うケニー・ロバーツ(Kenny Roberts 1926年テネシー州出身 2012年亡 )なんて歌手も聴くようになりました。
勿論 Blue Yodel と呼ばれて歌の合間によりシンプルな形のヨーデルを入れて歌の効果を高めるように歌うジミー・ロジャース( Jimmie Rodgers 1875年 ミシシッピー州出身 1935年亡) も好きで色々な曲を聴きました。この人の歌は曲調がいいものが多くてギターの弾き語りによく合うし素人でも真似て歌えそうなところがいいと思っています😁
このジミー・ロジャースは後進の歌手に大きな影響を与えたようでたくさんの人がジミーの模倣からスタートして一流のカントリー歌手に大成していました。このことについては次回に続く……
私なりの感想ですが……カントリーヨーデルないしはウェスタンヨーデルと呼ばれる歌はどこか清々しいところがあって、昔からある ” 惚れた振られた捨てられた“🤣…的内容のカントリーには合わない気がしています🤣 現代のカントリー界にヨーデルを得意として採り入れているカントリー歌手がいるのか私は全く知識がないのですが、広いアメリカのことなのできっといるのだろうな…とは思いますが、メインストリームのカントリーをみるとヨーデルは難しい気がします。
尚、レコードジャケットほか写真は私の持っているレコード、過去のブログ掲載分のほかアメリカのものをスクリーンショットして調整して載せました。
続く
続編も期待しております。ありがとうございました。