トム・ジョーンズのカントリーアルバム
日本盤 SLC-350 Tom Jones Green Green Grass Of Home (日本語のタイトルはライダース・イン・ザ・スカイ となっている)
(1)Riders In The Sky (2)He'll have to Go(浮気はやめなよ) (3)Funny Familiar Forgotten Feelings (4)Sixteen Tons (16トン)(5)Two Brothers (6)My Mother's Eye (7)Green,Green Grass Of Home(想い出のグリーングラス) (8)Rig Of Fire (9)Field Of Yellow Daisies (10)Wish I Could Say No To You (11)All I Get From You Are Hearches (12)Mohair Some (13)Cool Water (14)Detroyt City
久しぶりに鹿児島でカントリーのレコードアルバムを買った🤣 仕事を終えて宿泊ホテルに行く途中に Book Off がある。以前はなかったのに50枚位のLPレコードが置いてあったのでパラパラとめくっていったらこのレコードにめぐり合った🤣 私が若い頃には " アンディ・ウィリアムズ ショー " とか “ ミッチ・ミラー ショー “ とかこの “ Tom Jones ショー “ などの外国の音楽番組がテレビで放映されていた。外国の音楽ショーは秀逸で今でもその当時の番組を見たい気もする。音楽的な知識が増えた今に見聴きしたらさぞ楽しいだろうな・・・とも思う。
さて、このアルバムは1971( 昭和46 )年日本発売の Tom Jones が全曲カントリー曲を歌うという今となっては珍しいレコードになっています( イギリスでは1967年発売 )。解説に ” 彼の歌の根本的な魅力はエネルギッシュでパンチがありダイナミックでバイタリティにあふれている男っぽさにある ”、” 彼の幅広いレパートリーの中で特に目立つのが R&B、ソウル・ミュージックであり、彼自身ソウル・ミュージックが一番好きだといっています ”・・・とのこと。 ” 想い出のグリーングラス ” に聴かれるようにカントリーは彼の持つもう一つの魅力が味わえるもの・・・とのこと。
調べてみると、1940(昭和15)年イギリスの南ウエールズ生まれで現在84歳で存命だそうです。 さて、このアルバムなかなかの熱唱で有名な歌からややマニアックな曲(南北戦争に題材を求めたTwo Brothersのような)まであります( 彼自身の選曲なのか?)。The Sons Of The Pioneers 他で有名な ” Riders InThe Sky ” で爽快にスタート、ジム・リーヴスの名唱で知られる " He’ll Have To Go "、マール・トラヴィス他の ” 16トン ”、ジョニー・キャッシュで有名な ” Ring Of Fire ”、カウボーイ・ソングになってしまった ” Cool Water ”、ボビー・ベアの名唱に対抗して ” デトロイト・シティ ” などをトム・ジョーンズスタイルで好唱。 ソウル・ミュージックが好きというだけあってカントリー畑ではソウルフルなカントリーを歌うことの多かったドン・ギブソン (Funny Familiar Forgotten Feelings)やチャーリー・リッチ (Mohai Sam) の歌を採りあげたりもしています。
トム・ジョーンズのようなポピュラー歌手が歌うとカントリー曲も違った雰囲気で聴くことが出来るし、解釈の仕方ではオリジナルよりも一層映えて聴こえることもあります。中古の500円が思わぬ拾い物に!