銚子・角巳之・三代目

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コロザメ

2006年03月12日 | 銚子のサメ

000_0425 写真はコロザメ。これまた珍しいので掲載しました。以前掲載したカスザメに似ています。コロはカスに比べて大型で、表面に縞模様のような柄が付いています。カスザメ同様、九州などでは湯引きやフライなどで食べられているようです。このサメの特徴は(カスザメもですが)“皮”です。この皮、ワサビ卸などに使われています(皮は明日掲載します) カスザメの由来はまだ分かりませんが、コロザメは諸説あるようです。関西以西で獣の子供(こういう表現はあるでしょうか)をコロと呼ぶ事からだとか、瓜坊(ウリボウ)から来ているとか様々です。瓜坊(ウリボウ)ですが九州の方はご存知だと思います。これイノシシの子供を指しますね。ウリボウにはハッキリした縞模様があり、その縞模様から由来し、関西ではこのウリボウをコロと呼ぶ事から由来している。これが最も有力なようです。これもどうでも良い事かも知れませんが、名前の由来を紐解いていくと、日本史、郷土史、文化・文明論、そして食の歴史など。実に様々な分野への興味が沸いて参ります。またまた余談が過ぎました。