銚子・角巳之・三代目

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入梅イワシ②

2022年07月27日 | 銚子のうまいもの

昨日の写真は、入梅イワシを選別する過程で出た端数...お裾分けで頂きましたのでフライに。
本日はツミレ...に。イワシのツミレは単純なるが故に非常に奥深い料理です。本ブログ開設時
(2005年頃)は私も仕事として携わっておりましたので尚更、そう思います。

写真は自家製でありますので形などは気にしない..、鮮度の良い原料ですから魚肉の力だけで
固まる...。いわゆる練り物...は、混ぜ物などと呼ばれてしまい、技術の進歩が皮肉なことながら
魚肉の力を補って余りあるものにしてしまう(凝固剤等)、一面では喜ばしい事ではありますが...。

技術が進歩して、魚を無駄なく美味しく食べられるようになったのは事実であります。練り物
などはその典型で、そうであるが故に家庭で手作りで作ったツミレなど、この上なく美味しく
感じるものです。一同の感想...、魚の味がする。骨も入っている。そりゃそうでしょ魚なんだから...。

一度に大量に揚がってしまえば鮮魚としての流通に限界があり、多くは冷凍することになります。
冷凍・解凍技術は非常に進歩しており、無駄を減らす上で大貢献でありますが、時には鮮度の良い
(今回はイワシ)で魚の力を感じるのも一興。殊に“旬”(入梅イワシの時期に)そう感じた次第です。

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