銚子・角巳之・三代目

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カマス(天日干し)

2020年11月17日 | 銚子のうまいもの

市場を見ておりましたら、結構まとまってカマスが揚がっておりました...。晩秋の今、カマスは旬
を迎えております...。本種は何度か掲載しました。水カマス、本カマス(アカカマス)...区分ある
ようですが、ここでは銚子港で水揚げされた直後の脂が乗って鮮度抜群のカマス...ということで。

カマスと言えば塩焼き。なのでしょうが、銚子では刺身でも食べるし(鮮度が良いので)、最も
多い食べ方は、干物(天日干し)だろうと思います。かつて御覧のような干し台(写真)は銚子
市内至る所で見掛けましたが、今や本当に貴重品となりました...。

天日干しは日本人が考え出した、魚を最も美味しく食べる技法のひとつかと思います。天日と、
適度な塩分を含んだ海風が、魚の水分を程よく抜いて、うま味が凝縮された干物に生まれ変わり
ます。それを炭...、強火(遠火)でじっくりと...。これは産地のみの醍醐味かと思います。

天日は確かに美味しい。けれど厳密に言うとこれは市場流通が難しい...。猫除けのネットも、
飛んでくるハエを追い払う姿も、漁師町の微笑ましい姿ですが、食品衛生上問題だ...と。これは
ある意味仕方なく...。こんなご時世ですが...。万全の備えで是非銚子へ。旬のカマス最高です。


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