銚子・角巳之・三代目

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米米フェスタ!

2007年10月03日 | イベントに参加

Img_1707_2 印旛グリーブさんの恒例行事、米米フェスタの時期がやって参りました。今年は10月7日(日)、8日(月・祝)だそうです。私は3回目の参加、今年も銚子港で水揚げされたサンマ持参で参加させて頂きます。不幸にも地震や台風の被害に遭われた地区も多いですが、千葉は概ね昨年並みの作柄だそうです。米という字を分解すると、八十八となり、これは米作りに88工程(沢山という意味だと思います)にも及ぶ多くの手間が掛かっているに通じるのだそうです。手間ひま掛けて一生懸命に仕事して、さあ収穫だ。という時期に地震や台風...。心中ご察し申し上げます、お見舞い申し上げますなんて言葉すら失礼だ...、その無念。経済的損失もさることながら、精神的なダメージ、将来に対する不安....。人間の命を繋ぐ食糧生産者、自給率39%の国、でも周囲は無関心....。同様に畜産業、林業、水産業...。知人の米の生産者(兼業)談、今は3反(900坪)の田んぼで、オヤジとオフクロ、それに嫁さんの3人で田んぼ仕事。俺は働きに行ってるよ。田植えと稲刈りの時だけ農作業手伝うために会社に休みを貰う。1反から米8表(1俵60㎏)くらい。3反だから24表。1俵だいたい1万3000円前後だから、1反で10万円前後。3反で30万円。他に畑もあるけどたかがしれてる。食える訳ねえから働きに行ってるんだよ。オヤジもオフクロも年取って、だんだん作業が辛くなってきた。子供もいるし、専業なんて考えられない。オヤジやオフクロがいなくなったら(農業を)終りにするよ....。土地売って金になるならすぐにでも売りたいんだけど...。オヤジさんも、こんな状況で専業になれ、後継者になれなんて言えねえしな...。と、非常に寂しい表情を浮かべておりました。ご飯茶碗の向こうに生々しい現実があります。ご飯茶碗1杯は稲約3株で、その3株の周辺には沢山の生き物がおります。その生き物がいるお陰で、人間生活が快適に保たれている。食と農の距離が離れてしまい、そのことすら気付かない、或いは無関心。日本人一人当たりの米年間消費量は1表を割り込み、それが自給率を1%下げる大きな要因になったと新聞報道にありました....。詳細は10月6日(土)に。


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