人は男に生まれない。男になるのだ。何かの格言でそんなのがあったかと思います....。さて、自らは農作業に従事せず、高齢者が働いている姿を可愛そうだと言う輩(やから)がおります。何も考えないで言っているのだと思うのですが、そこで高齢者の代りに肉体労働に従事している20代、烈火の如く怒ってましたね。だったらお前がやれって。高齢者の方も、若いのがいてくれるから居場所がある。知恵貸してくれと頼られる。そりゃ近くにいるから小言も言うし、時には喧嘩もする。でもいなかったら小言も言えない、喧嘩もしないどころか、不安や孤独に押し潰されていただろう...。外野で可愛そうだと言いながら、何もしないヤツラ...。それこそ可愛そうなヤツラだね~。そんなこんな、老若男女が一同に介したイベントで話が尽きる事は有りませんでした。ところで欧州のある地域では、男の子が12歳になると飼っている豚を殺させる。これを習慣にしているのだそうです。極寒の地で作物が十分に収穫できず、代って人が生きるために家畜を飼い、それを殺す事によって命を繋いでいる(人間は何を食べてきたか?に詳細があります)。血の一滴すら無駄にせず、それが血入りのソーセージなんて特産物になったりしております。因みに豚の血をソースや調味料として使うのは世界的に見れば一般的なことであります。栄養も豊富ですし。今まで軒先で可愛がっていた豚ちゃん。それをある日、親から殺せと命じられる。当然の事ながら子供は泣いて拒否する。そんな事できない、可愛そうだ....。それでも親は殺す事を命じる。可愛そうじゃない、“有り難う”だ.....。殺さなければお前が..、家長がその責任を果たさなければ家族が飢え死にする....。外野から高齢者を働かせたら可愛そうだという事と、豚を殺せない、可愛そうだというメンタリティーは非常に酷似しているように思います。豚を殺すのは可愛そうだと言いながら、このトンカツは美味い、ばら肉最高、太るからヒレね....。テーブルに載った美味しい豚肉料理の先に豚を殺すという行為が見えることはまずありません。でも、その行為を日々行っている人々がおります。続きは明日。
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