銚子・角巳之・三代目

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境界線上の...②

2024年04月14日 | 日記・エッセイ・コラム

本日アオサギのズームアップ写真...。特徴的な“後ろ髪”(のようなもの)がハッキリと確認
出来ます。これはアオサギに限りませんが、魚市場にいる鳥たちは野生というより、良く
言えば学習能力ありここにエサがあると知っている賢い群。反対に野性味は薄れているかも。

市場にいるか否かは別として、アオサギという鳥。野生と人間がいる街中を行き来する鳥。
基本魚を食べるけれど、時には陸上の小動物も丸飲みに。ペリカン属(確かに似ています)
で、鳥類が恐竜であったことの名残りあり、妖怪と言われたり不死鳥の原型と言われたり...。

境界線上の鳥だと言われているのです。時に“この世”と”あの世”を繋ぐとも。そこから様々な
霊的な存在として世界各地で“いわれ”が残っているようなのです。何気なくアオサギと書いて
おりますが、漢字で書くと“蒼鷺”...。青ではなくて蒼...としているところがまた神秘的。

青空ではなく、蒼空。蒼天...。この蒼天には天にいる神(天帝)、創造主という意味もある
そうです。境界線上を行き来できる生物...。この境界線というのは時代の変遷によって変化
するし、変化を知るための予兆を発するところ...。最近、アオサギが良く目に付くのです...。