銚子・角巳之・三代目

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地魚フライ・てんぷら

2022年02月04日 | 日記・エッセイ・コラム

毎度、食べ物のことを書き始めますととめどがなくなる...そんな習性のようです。何卒ご容赦
下さい。感動的なアナゴに続いて、本日は地魚フライ(写真のエビは違いますが)。他所でも
地魚てんぷらが名物になっていたりします。これ非常に喜ばしいことです。地産地消です...。

従来、魚惣菜の原料と言えば、①数がまとまって揚がること、②品質が安定していること。
③価格が安いこと...。この①~③を満たすもの=輸入品と言う構図でありました。今後もそれ
が続くと思いきや、世界的な食糧事情の変化から、ちょっとおかしいぞ...というのが昨今の状況。

情緒の世界で地産地消、地元のものを食べましょう。ではなく、こういう魚を食べないともはや
魚を食べることができなくなるかもしれませんよ...こういうこと。脂が乗ってない、小骨が多い
ああでもない、こうでもないと言わず工夫を...。この領域 先人の知恵に学ぶところ大です。

脂が乗っていない魚は油分を補う料理にすれば非常に美味しい...。ことは分かっていながら、
選択肢が多いという事はある意味、罪な状況です。今まで選択肢が多く、何もそこまでしなく
ても...。銚子港の水揚げ魚種は200種類以上...。食べ方変わると価値(観)変わる...であります。